落とし込み釣り師にとっての竿は、サムライの刀と同じく、一番重要なタックルといえるでしょう。その竿の形状、材質も地域によって個々に発展してきました。
ご存知のように、落とし込み釣りの釣技には、大別して、目印釣りと、ヘチ釣り、前打ち釣りがあります。各釣法は、狙う場所の形状や、タナなどによって各機能を発揮し、効率的に釣果を上げることができます。そして、それぞれ釣法にあったタックルを使用します。
各地域によってその釣り方や道具は特徴立っています。地理的な条件や、堤防の形状、海面までの距離などにより、竿の長さや材質、仕掛けの種別も異なります。共通している点といえば、ハリスの先の針とオモリにエサを付け、落とし込んでいくことでしょうか。