2014年6月26日
チューニング・メンテナンス実例~マミヤOP マーフィックスBV4 オーバーホール~
皆さんこんにちは(^-^)
ヘッジホッグスタジオ メンテナンスセンターの内田です。
前回に引き続き、当社で実際に施工させていただいたリールのオーバーホールやカスタムの実例をご紹介いたします。
今回は、マミヤOP マーフィックスBV4 のオーバーホールについてご紹介いたします。
オーナーからのご依頼内容
糸落ちが悪い。クリック音が小さくなった
オーバーホール作業
往年の名機マーフィックス。
泳がせや大物狙いのレバードラグリールですが、近年では流行のスロージギングにも使われています。
今回のBV4 は、クリック音のする音響タイプ。
まずはクリック音が小さいということで、ボディ内部を検証
2 つのクリッカーのうち1 個が、固着していたのが原因のようです。
洗浄・再調整でバッチリ回復しました。
糸落ちが悪くなるのは、写真部分のスプールに内蔵されているベアリング不良であることが多いです。
やはり、このマーフィックスもベアリング不良あり。。。。
合計3 個のベアリング交換をいたしました。
外観が大変きれいだったので、オーバーホールで機能が回復し、見た目にもきれいで、オーナー様にも大変喜んでいただけました。
何度かコラムでもお伝えしておりますが、すでにメーカーが生産終了したリールでも、不具合内容によっては、今回のように見事に機能をよみがえらせることも可能です。
やはり往年の名機はいつまでも大切に使っていただきたいですよね!
次回も引き続き、リールチューニング最新攻略!~チューニング・メンテナンス実例~をお送りする予定です。
お楽しみに!
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