神戸沖堤に持っていくメインタックルはエサ釣りです。
まずは旬の高級アジの「メクリアジ」を狙いましたが、今年はメクリが低調のようで、シーズン序盤は釣れていましたが、ここ2、3週間はムラがあり、十分なお土産が確保できていません。
メクリアジは釣れなかったですが、豆アジは大漁です。
な~んだ豆アジか~なんて、言わないでね。
たかがサビキの豆アジと、軽くみられがちですが(笑)、釣り場でエラと内臓を指でつまむだけで下処理ができるので、持ち帰って丸ごとから揚げや南蛮漬けにできておいしいですよ。
我が家はこの豆アジをそのままお土産にする以外にも、さらに、わらしべ釣法で大きくします。ノマセ釣りのエサにするのです!
サビキ釣りで豆アジが足元で数釣れているときは、スズキが近くをうろうろしてアジを追いかけているときがあります。
試しに釣れたアジを海にぽいっと投げてみると、沈んでいったアジにアタックしてくるスズキが見えることがあるほどです。
この日はスズキの姿は見えなかったものの、釣り歴10年の息子の釣り師の勘でしょうか。
「スズキおる!」と予言するのです(笑)
じゃあ狙ってみようということで、ノマセ仕掛けをセットして、釣れたばかりの元気なアジをハリに刺し投入。
しばらく、アジが泳ぐ一定の振動が竿先に伝わっていましたが、突如、ズッコ~ン!と竿先が下がったのでした。
スズキが生きたアジを捕らえたのです!
何度も突っ込みに耐え、巻いては走られを繰り返して、ようやくタモに収まりました!
お見事スズキです!