2014年7月28日
チューニング・メンテナンス実例~ダイワ 14 リョウガBJ オーバーホール~
皆さんこんにちは(^-^)
ヘッジホッグスタジオ メンテナンスセンターの内田です。
前回に引き続き、当社で実際に施工させていただいたリールのオーバーホールやカスタムの実例をご紹介いたします。
今回は、ダイワ 14 リョウガBJ のオーバーホールについてご紹介いたします。
オーナーからのご依頼内容
クラッチがグラグラでON OFF できなくなった
オーバーホール作業
旧リョウガBJ から同じような症状がよく出ていましたが、14 リョウガでも改善はされていなかったようです。
今回の原因はズバリこちらの写真。
クラッチカム、結構折れやすいんですよね。。。
下の新品と交換させていただきました。
今回の作業はさすがに発売から間もないリールなので、上記部品交換とフルオーバーホール作業だけだったので、皆様の気になる「マグシールド搭載ベアリング」について紐解いてみました!
これはピニオンギヤを下から支えているベアリングです。
さびに見えるのは、マグオイルが染み出しただけで、錆ではありません。
ここに入っています。
旧リョウガとはベアリングサイズが違います。
そしてもう一つがこれ。
ピニオンギヤを上から支えているベアリングです。
ちょうどメカニカルブレーキの中になります。
位置的にはここですね。
14 リョウガではピニオンギヤの上下のみにマグシールドベアリングを採用していました。
一番塩ガミしやすい場所なので理にかなっていますね!
ただ、ほかの場所のベアリングはCRBB 防錆を採用しており、確かに錆には強いですが、リョウガ自体塩ガミしやすいリールなので。。。。。
販売価格もあり、このあたりが妥当な採用箇所だったのでは???
次回も引き続き、リールチューニング最新攻略!~チューニング・メンテナンス実例~をお送りする予定です。
お楽しみに!
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