2014年7月10日
チューニング・メンテナンス実例~シマノ スコーピオンDC オーバーホール~
皆さんこんにちは(^-^)
ヘッジホッグスタジオ メンテナンスセンターの内田です。
前回に引き続き、当社で実際に施工させていただいたリールのオーバーホールやカスタムの実例をご紹介いたします。
今回は、シマノ スコーピオンDC のオーバーホールについてご紹介いたします。
オーナーからのご依頼内容
水没してしまった。
心配なのでオーバーホールをしてほしい。
オーバーホール作業
釣りをしていて思わずポチャン。。。。。。
経験のあるアングラーも多いのでは??
今回は、水没後そのまま使うのは心配なので、すぐに送っていただいたことが、最悪の結果を回避できました。
まずは、ブレーキ側のカバーを開封。
びっちり砂が入ってます。
洗浄できれいになりますが、DC ブレーキが心配なところです。
今回は、運よく、ブレーキ、ベアリングに問題はありませんでした。
そして、ギヤボックス側。
こちらにも砂がたくさん入っていました。
ギヤ・ベアリング、その他の部品に全く問題がなく、本当に不幸中の幸いでした。
洗浄液から抽出した砂です。。。
淡水でも水没はかなりのリスクを伴うことがわかっていただけると思います。
今回はオーナー様のご判断ですぐに出していただいたので、最小限の被害ですみましたが、このまま気にせず使ってしまったことを想像すると。。。。。
海水・淡水に関わらず、水没はあるゆるリスクが出てきますので、可能な限り水没後すぐに、メーカーやメンテナンス業者へ出していただくことをお勧めいたします。
次回も引き続き、リールチューニング最新攻略!~チューニング・メンテナンス実例~をお送りする予定です。
お楽しみに!
連載コラム全タイトルを見る
このコラムの記事一覧を見る