そのひとつが串仕掛けと呼ばれるもので、長くストレートな金属棒でエサのキビナゴを串刺しにするため、こんな呼び名が生まれました。
もうひとつはテーラーと呼ばれるもので、プラスチックで出来た小型のエサ巻スッテのようなものです。
これにキビナゴを縛り付けて釣ります。
潮がよく動く日の方がアタリが多いので、中潮から大潮回りの日の午前中に出かけるのがいいですね。
釣り場に着いたらオモリ負荷1号程度の自立式のウキを使い、ウキ下3~4ヒロにセットして潮に乗せ流しながら狙います。
日によって串仕掛けがいいときとテーラーがいいときがあるので、どちらから始めてもいいのですが、乗りが悪いときには、串仕掛けからテーラーへと換えてみることです。
魚のように走らないので、アタリはゆっくりウキが沈んでいったり、水面下に沈んで静止したままになったり、ときには食い上げてウキが寝てしまうこともあります。
いずれの場合もゆっくり竿を立てて、道糸を緩めないように取り込むことです。
掛けバリにはモドリがないので、仕掛けが緩むとバレてしまうことがあるからです。