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最新攻略コラム

2012年12月6日

小物④・・・ヨージ、ウキ止め糸

皆さまこんにちは、楽しい釣りをしていらっしゃいますか。
 
今回も小物シリーズでお伝えしております。こんな気の製品も非常に小さいので歳を召した方には辛いものがあるかもしれませんが、最近は仕掛け通し等もあって簡単にはなってきています。折角なのでそのアイテムの存在を知って頂いて、シンプルで便利な小物として理解していただけたら幸いです。

仕掛けヨージなるものがあります。もともと昔は爪楊枝でそのようをなしていたのですが、使用する場所は円錐ウキを固定で使う時にウキの穴に刺して道糸ごと挟みウキが動かないようにしていました。
 
ところがすぐに遊動仕掛けに戻したりするときなど、一度はめた用事を外してどこかに収納しなければなりません。
 
私などは以前、手甲にマグネット付きの蓋の付いた手袋を使っていたので、外したヨージはそこに挟んでいましたが、知らぬ間になくなったりして、又、ポケットのパーツケースから出して装着したりと手間をかけたくないところで手間がかかっていました。
 
しかしこのテーパーヨージは付けるか、外すかという動作だけで即釣りに復帰できます。
 
それはヨージの根元に糸通しの穴がついていて、その穴にヨージを通して置けば、仕掛けの一部としてそこに付いたままなので収納が要りません。固定仕掛けに戻す時はヨージを探す必要がありません。
 
迅速な仕掛け交換が必要とされるフカセ釣りでは是非このテーパーヨージ(TSURIKEN)を使っていただきたいものです。
 

次にウキ止め糸です。
 
誘導仕掛けの時にウキの止まる位置を限定する目的に使うもので、タナを替えるたびに動かすので、簡単に移動ができて、且つ通常はしっかり動かないことです。
 
ちょっと矛盾なところがありますが、それは糸の縛り方と材質によって決定つけられます。
縛り方は網つけ2回と短く縛り髭を残しておく方法です。
 
前回説明した小粒シモリを使わなければ、急激な魚のアタリがあってもウキ止目を通過して半誘導に瞬時に変わるようにこの「釣研ウキ止め糸」で調整ができます。
 
縛る時も少し濡らすことで適度な摩擦抵抗を作れることと、道糸を傷つけることなく縛ることができ、移動時も道糸を痛めることがありません。普通に電車結びのように輪を作って3回くぐらせるだけでも同様の効果を持ったウキ止めが出来上がります。
 
この製品を購入すると袋の裏面に縛り方の説明書きが載っていますので、縛り方を間違うこともありません。
 
あざやかな色も付いており、よく目立つので糸立ちの状態もよくわかります。
 
こういった小物でも夫々役目がしっかりあって、シンプルに見える仕掛けでも様々な要素が使い方の違いで考えてもたくさんあります。フカセ釣りの奥の深さが人気の理由でしょう。
 
次は釣り道具を大事する為のメンテナンスアイテムに関して書いてみます。(続く)