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2012年10月9日

フカセ釣りにおける落とし錘と仕掛け錘

皆さま楽しい釣りをしてらっしゃいますか。山口雅三です。
 
今回はフカセ釣りにおける落とし錘と仕掛け錘に関して述べたいと思います。
 
まず、フカセ釣りそのものは潮の流れに逆らわず、撒き餌と同調させて仕掛けを送ることで、浮上したメジナを釣るというものです。
 
まずフカセ釣りそのものは 潮の流れ、に逆らわず撒き餌と同調させて仕掛けを送ることで、浮上したメジナを釣るというものです。
 
いつも海上、釣り場が同じ状態であるならば、悩みも少なくて良いのですが、常に変化していく潮の流れ、波の大きさ、風の状態、磯の形状等によって、いつも同じ仕掛けでは成り立たなくなってしまいます。つまり撒き餌と同調しなくなってしまうということなのです。
 
その為に仕掛けにシズ(ガン玉)を打って、様々な状況から最も同調しやすい時の仕掛けに変化をさせて、近づけていく技が 仕掛け錘と落とし錘の役目が大きく関与してると言うことなのです。
 
落とし錘の役目はメジナの遊泳層に定着させることと道糸が他の影響を受けにくくする為に使います。
 
当然道糸の太さ、浮きの孔径(抵抗)を考慮しなくてはいけません。
 
道糸が太い時に風が強いと、道糸は膨らみなかなか水面になじみません。
 
しかもタナが深くなったら 仕掛けは入って行きません。
 
錘負荷が大きくなると、それに見合う浮きの浮力が必要となります。
 
又仕掛け錘は、海中で仕掛け錘の安定と当りが出やすくする為の打ち方、メジナが違和感なく捕食する為の仕掛けの落ち着き等が必要とされます。
 
前にも書きましたが 針も錘の一種です。しかし食いが渋い時に大きな針ではメジナに見切られ、そっぽを向かれてしまいます。
 
小粒でハリスを安定させる位のガン玉(G6~G8)が針の上1cm~5cm間で
使われることがあります。
 
仕掛けが海中で錘によって糸が張られている時は、状況にもよりますが、まず、落とし錘が着座し、次にハリスの途中とかに打つハリス錘が着座します。
 
これは、海が静かな時のことであって、実際に荒れ狂うサラシの中ではどうなっているかサラシ自体は表層のことであって海中まで白濁していることは少ないと聞きます。
 
しかし地形によって波の増減によって結構深いところまでその威力は達している場合があります。
 
丁度その場所の磯際にメジナが居ついていても仕掛けが落ち着かず、そこにおれないこともあります。
 
大きな錘で仕掛けを引きつけて釣ることもあるでしょう、まるで胴突きの仕掛けを足元に落とすような
 
実際にメジナは同突きには来ないと思いますがいろいろ手を替えてトライして戴きたいものです。
 
さて、錘に付いていろいろ述べましたが、次回はウキ止目やサルカン等の
小道具について書いてみたいと思います。