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最新攻略コラム

2012年1月12日

寒グレ攻略法1

水温が徐々に低下し、全国的に寒グレに突入ですね。グレを仕留めるには一番難しい季節ですが、釣れればデカイのがこの季節。
 
攻略法ですが、まずタックルから考えましょう。大型が多い季節だけに太仕掛けで挑みたいところですが、太ハリスを嫌う繊細なグレには細い仕掛けが有利です。

50センチクラスを取りたいので、1.75~2号がギリギリのハリスだと思います。アタリは減るが掛かったら取る意気込みで挑むならハリスは3号を使い1日粘ることです。
 
竿はハリスを1.75~2号で攻める場合は1.25号を薦めます。

1.5号や2号になると剛になりすぎてハリスに負担がかかるのと、グレを怒らせてしまいかえって取り込みにくい場合もあります。

1.25号くらいだとしなやかにロッドが曲がりグレも怒らずにフワフワと浮いてくる場合が多いです。
 
先日(12月23日)ですが、私が講師で釣り教室を行っていたとき生徒さんで女性の釣り人が51センチという見事なグレを釣り上げてくれました。そのときのタックルは竿が1.25号で道糸は2.5号、ハリスは2号だったそうです。
 
男がやりとりすると強引になりますが女性の場合は力も無いのでフワフワとしなやかなやり取りとなりグレは怒らないで浮いてくることが多いようです。

当日も横で見ていましたが、最初は絞め込まれたようですが、グレは何が起こったのか訳が分からない様子でフワフワと浮いてきたのには驚きました。そんな感じでしなやかに取り込むことをお薦めします。
 
ウキは0号を基本に全遊動をお薦めしますが、慣れない場合はBや2Bの遊動仕掛けでも大丈夫です。

全遊動のメリットとしては浅い棚から深い棚まで1流しで探れてグレの棚を早く掴むことが出来ます。また、撒き餌の落下と同じようにサシエも落としていけるのでサシエを自然なエサだと騙しやすくなります。

ハリスは3ヒロと少し長めにとり、極力シズはハリスの上部に打ちます。極力ハリスをふかせて攻めたいのです。

シズはハリスが撒き餌が落ちるようにジワジワとゆっくり仕掛けが沈む大きさのシズを選びます。
 
私の場合は道糸に目印を付けて、その目印を見ながらジワジワと仕掛けを沈めていきます。

目印を参考としてアタリが出たりサシエが取られる棚を見極めます。

遊動仕掛けでウキをジワジワと沈めていく方法もいいですが、微妙なアタリはウキの抵抗が加わるので取りにくいですね。
 
サシエの付け方も喰い渋る寒グレには重要となります。

私の場合、サシエはオキアミの頭を付けた刺し方からスタートします。頭付きの方がグレが反応を示すことが多いと感じるからです。頭が取られる棚が分かれば、その棚をオキアミの頭を取って攻めてみるといいですね。
 
次回はもう少し詳しく状況別の攻略法を解説したいと思います。皆さんも頑張って大型仕留めてくださいね。