皆さまこんにちは、楽しい釣りをしていらっしゃいますか。
山口雅三です。
前回の話の中で出て参りました飛ぶコマセと広がるコマセに付いて述べたいと思います。
潮の動きが緩い釣り場でしかも餌取りもたくさんいると言った状況は誰もが経験することだと思います。
餌取りの一部が小型のメジナである場合、コマセを使ってその中から少しでも大型のメジナを釣り分けるも方法と、超遠投して完全に違うエリアで大物を狙う釣り方があります。
そんな時前者は拡散するコマセで後者は良く飛ぶコマセを作らないことには話になりません。
遠投出きるウキは竿のバランスとウキの質量で50mは飛ぶように設定ができると思います。その投点にきちんと餌が合わないことには魚は食ってきてくれません。
良く飛ぶ餌がいかに大事か…ということです。
そのコマセ作りですが、1)杓の速度でバラけないこと。2)空中でバラけないこと。3)比重があること・・などが求められます。バラけないことというのは粘性があってなおかつサクッと分離できる要素、つまり必要な粘性は良く練り込むということ。サクッと?惜きとり易く餌離れをよくするのには粉の粒子が多い方がいいのです。
練り込むと言うのは少量の水を含ませながらオキアミの形状がなくなるくらいに手を使って丹念に粘土をこねるみたいに配合餌とオキアミをつぶしては練りを繰り返します。
体積が小さくなるのでもとになる配合餌を多い目に準備しておきます。私の場合オキアミ3kgに対してマルキューの遠投TRとV9SPαを一袋ずつ入れます。