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最新攻略コラム

2017年10月26日

「秋磯の主役は?」

先日、期待に胸を膨らませて、前号で書いた中紀の大引に行って参りました。
 
 
秋磯に突入したと言うことで渡船乗り場ではたくさんの人で、上物狙い、底物狙い、ルアー、エギングと多様なジャンルの釣り人が出船を待っていました。
 
 
磯から狙うルアーに関しては狙い目は青物。
 
 
ミノーで狙うメジロ(ワラサ)、ブリ。
 
 
上物狙いの場所と重なるところが有りますが、ルアーは広範囲に移動もできるのでトラブルにはなりません。
 
 
むしろ取り込みの時は協力し合えるということがあります。
 
 
たくさんのシモリが点在する釣り場もあることからエギングの人も多く、こちらは船が行き交うたびに場所移動もしますが、道具が少ないためたいへん手軽に楽しめます。
 
 
サイズは大体胴長で20~25㎝。
 
 
シモリの間をボトムからしゃくりながら探っていきます。
 
 
シモリ点在の場所は推進も程なく約4~5M程度。
 
 
これもかなり楽しめます。
 
 
グレ狙いのお客さんは餌取り対策もあって荷物は一番多く、20Lのバッカンぎりぎり一杯に持って行きます。
 
 
いわば20kg。
 
 
相当な量です。
 
 
でも餌取りをかわせばそれなりのサイズが釣れます。
 
 
この日のグレの最長寸は40㎝くらいで、潮通しの良いポイント(すでにポイントは実績からわかっているので、そういった場所に集中して渡礁します。
 
 
今回私が楽しんだジャンルは底物、石鯛狙いです。
 
 
石鯛ねらいもも石鯛の通り道住処に狙いを付けて釣座を構えますが、よく似ていてやや違う場所がクエ狙いです。
 
 
クエは生餌を使うので、石鯛とは異なる釣り方だし、石鯛が明確に石鯛とわかるあたりに対してクエの場合はエイやウツボも来ます。
 
 
全く違うのが、あたりがあったときの竿の舞い込み方です。
 
 
磯の王者の貫禄は十分にあります。
 
 
ポイントはにてますが、クエが近づくと石鯛も近くに寄ってこないので一緒に竿を並べることはありません。
 
 
それにしても底物はすごい人気で、餌となるウニはその渡船店で800個ほど準備しなくてはいけなかったようです。
 
 
すごいですね。
 
 
ご多分に漏れず私も船頭が案内する場所に入りましたが、なかなか難しいのが初めてのポイントでどこに仕掛けをいれるかが難しいのです。
 
 
基本的に魚は居るものとして考えています。
 
 
30号おもりで約40~50M遠投します。
 
 
差だ、メタ方向には開口があるらしく、着水してからの糸の出る量が異なります。
 
 
カウンターで距離を測って毎回同じような場所に入るように仕掛けを投入します。
 
 
投げるだけでもストレス解消になります。
 
 
豪快ですから。
 
 
えさをついばむ石鯛のあたりは比較的出やすく、釣れそうな予感がします。
 
 
手返し良く投入することで撒き餌の効果も出てきます。
 
 
おかげさまで竿が大きく舞い込む瞬間を見ることができました。
 
 
ガツンガツンと前あたりの後竿は入り竿先が暴れます。
 
 
寄せてくる間も強引に寄せるため結構な重みを体感します。
 
 
今回釣れたのは50㎝くらいですが、この場所は60㎝も出るということで楽しみの多い場所です。
 
 
この時期はいろんな魚が楽しめるし、季候も良くて釣りには最高の時期といえます。