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最新攻略コラム

2017年10月19日

「落とし込み釣り、ぶらり釣行記。」 2.

10月に入り、季節も秋本番になると、大阪湾や神戸港は潮が澄み、堤防際でチヌの姿を見かけることができるようになります。
 
 
特に朝が満潮で、人の入っていない堤防では、水面下すぐのところでチヌがたむろしているのを見ることができます。
 
 
堤防が満潮時、サラシができている際にエサを落としていくと、ハリス分ぐらいでチヌがアタリを出してくれます。
 
 
人が少ない時はチヌも人の気配を感じにくいのか、しっかりとしたアタリがでることが多くなります。
 
 
秋は潮が澄んでいるので、普通にエサを落としていっても、なかなかアタリが出ないことが多いのです。
 
 
イガイのエサからフジツボなどへ餌変わりもする時期です。
 
 
秋の落とし込み釣りはひと工夫、緻密に考えてエサを落としていったほうが、良い結果を生む確率が高くなります。
 
 
見えチヌも人の気配を悟られなければ、しっかりと喰ってきます。
 
 
この時期、肝心なのは、如何に気配を消しながら釣るかということと、見えチヌに対して、どうすれば食い気を誘う落とし方ができるか、といったことを考えることが大切です。
 
 
潮が濁っていることが多い夏から初秋にかけては、ハリス、針、エサの大きさなど、そんなに神経質にならずとも、チヌはアタリを出してくれます。
 
 
が、透明度を増した海では、チヌの警戒心や、チヌが人を感知する可能性が高まります。
 
 
見えチヌへのエサの落とし方は、その状況によって変わってきますが、私の経験から水面下すぐのところにいるチヌに対しては、釣り人の反対側、チヌから50cmぐらい離れたところに、エサを水面下20~30cmぐらいで何秒か止めておくと、効果がでることがあります。
 
 
ハリスもタックルバランスを考えて問題のない細さまでおとしていきます。
 
 
それまで、1.5号のハリスを使っていたとすれば、一気に0.8号ぐらいまで細くして、際、ギリギリにゆっくりとエサを落としていきます。
 
 
チヌが見えているときは、食ってくるまで浅ダナでエサを止めて待っているのも、効果があるでしょう。
 
 
次回は、黒鯛最新攻略  「落とし込み釣り、ぶらり釣行記。」 3.を予定しています。