私のクラブ、神戸七防・黒鯛人の例会は、毎年3月から11月までの9ヶ月間、毎例回、神戸七防で釣り上げたチヌの枚数で競技を行っています。
30cm以上のチヌ、又はキビレの枚数で順位を決め、順位によって決められた点数が与えられます。
点数の高い月の上位、5ヶ月分の総得点で、その年の『King Of 七防』が決定するのです。
以前は釣ったチヌを船着場の検量所に持ち込んで、総重量や枚数で競技していましたが、遠くで釣ったチヌが、死んでしまったり、10kg以上のチヌを長距離運んだりすることで、クラブ員の体に過度な負担がかかるのを避けるため、第三者のクラブ員が現認して枚数を書き込み、集計するようにしています。
9月に行われた例会では、チヌの喰いも最盛期に入り、クラブ員の平均釣果がふた桁という、驚くような釣果にめぐまれました。
その日の私のタックルは、硬調のヘチ竿、2.85m。
フロロの道糸、2号。
ハリス、1.5号。
ガンダマBから2B。
針はWケン付き。
チヌ針2号。
エサはイガイの2~3枚掛けか、一枚。
七防の外向き、4番付近から5番の先にかけては埋め立てが進み、潮の流れが変化したため、チヌが釣れるポイントが限定されることが多くなっています。
全体的には内側よりも外向きの釣果が良かったです。
ちょうど、潮の色も夏から秋に移行する時で、濁りも適当に入っていて、1ヒロちょっとの上ダナから、2ヒロぐらいまでのタナが一番アタリが多かったです。
この日は15名のクラブ員が参加しましたので、堤防の人の気配をそれなりにチヌも感じていたと思いますが、結構、浮いているチヌもいたようです。
釣り初めは1ヒロ半あたりのタナが多かったのですが、午後になると2ヒロから2ヒロ半でアタルようになりました。
アタリの多くは小さめでしたので、刻んで止めてみたり、聞き合わせをしたりするほうが、しっかりと合わせられます。
この時期のチヌはパワー全開モードですので、あまり細ハリスは使わない方が無難です。
夕方になると、内側2ヒロで毎回アタリが出るようになりましたが、針掛りしないことが多かったです。
そんな時はアタリが出てから、少し間をおいて合わせると掛かりがよくなることがありました。
次回は、黒鯛最新攻略 「落とし込み釣り、ぶらり釣行記。」 2.を予定しています。