三重県の堀口文敏です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
猛暑が続く中、水温もかなり上昇し、エサ取りも多くなっています。
この時季、磯に上がって竿を出すのはあまりにも過酷な状態です。
エサ取りの攻撃でサシエサが一瞬にして釣りにならない。
磯の上にすわっているだけで、汗が滝の様に流れ、八時を過ぎたころには全身がびしょ濡れとなり飲み物がどれだけあっても足らないなんて状態となり、釣りに集中できない状態に追い込まれてしまいます。
少し休みたい、陰に入りたいと思っても炎天下にさらされた身体はぐったりとしてきます。
そこで、近年夢中になっている釣りが、「紀州釣り」です。
この紀州釣りは、歴史は江戸時代から行われている釣法で和歌山県や三重県南部が発祥の地と言われています。
現在では、ほとんどの釣り場で行われるようになり関東では「ダンゴ釣り」と言われているようです。
この釣法のメリットは、水温が高くエサ取りの多いときでも、サシエサを、クロダイの回遊する底まで簡単にサシエサを運ぶことが出来るのが魅力です。