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2017年7月20日

「夏磯の楽しみ方」

三重県の堀口文敏です。
 
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 
梅雨開けまじかとなってきました。
 
この時季になると、水温もかなり上昇し、エサ取りもとても多くなります。
 
そんな中、私がターゲットとするのは、回遊魚と言われる、青物やイサキ、マダイをターゲットにします。

潮が、流れている沖の潮目をダイレクトに狙った遠投釣法でエサ取りを交わすこともできる。
 
また、回遊魚にとって潮目はプンクトンやマキエサが集まりやすいポイントとなり、回遊してきた魚を足止めするポイントともなるのです。
 
狙うタックルとしては、磯竿の1.5号~1,75号と少し硬い目の竿がお勧め。
 
長さ的には、5.3mが遠投ポイントにマッチしている。
 
あまり長すぎても持ち重りと、アタリの伝わり方にマイナスとなる場合があるので、私は5.3mを一番好んで使用しています。
 
ウキは、出来る限り自重のある大き目のサイズのウキを使用します。
 
しかし、サイズが大きいだけで、オモリ負荷は、0号~3B程度のオモリ負荷の物がお勧めです。
 
超遠投ポイントの場合、意外と浅いタナでヒットすることが多いので、大きなオモリ負荷で深いタナを一気に攻める必要はありません。
 
しかし、潮の流れや魚の活性によっては、タナが深い場合もあります。
 
この場合は、大きなオモリ負荷の物を使用するのではなく、軽いオモリ負荷のウキで、全遊動仕掛けにて、どんどん深いタナに落とし込んでいくか、沈ませ釣りでミチイトのラインの張りや穂先にダイレクトに伝わるアタリで合わせます。
 
イサキ、青物の場合は、特に向こうアワセでヒットすることが多いので、超遠投ポイントは、ウキでアタリを捉えるより、ミチイトのラインの走りや穂先をダイレクトに引っ手繰っていくアタリを捉えた方が効率が良いからです。
 
ラインは、ミチイト2.5号クラスにハリス2号の組み合わせがお勧めです。
 
大型マダイや大型の青物に備えて太い仕掛けで挑む方もいますが、仕掛けの馴染みがラインの太さが影響し、思ったように流せないのがデメリットとなり、ラインの屈曲やヨレに違和感を感じたターゲットの食いが悪くなるので、あまり太くすることは、お勧めできません。
 
ハリは、元気いっぱいで活性も高いので、7号か8号と食えば掛かるサイズのハリがお勧めです。
 
小さいハリを使うと飲み込まれる確率が高く、マダイの様な歯の硬い場合は、切られる可能性があり、イサキの様に口が柔らかい場合は、刺さった口が大きく穴が開いたり、裂けたりするとハリ外れの原因となりバラスリスクが非常に高くなるので注意したいものです。
 
この様に、この時季にしか楽しむことのできない夏磯のターゲットを狙って、強烈な引き味を楽しむのも面白いと思います。
 
皆さんも是非、挑戦していてください。