初めての方へ

HOME

釣り船予約

最新攻略コラム

2017年5月25日

熱中症に気をつけよう!

暦の上では未だ5月。
 
日毎、日差しが強くなり日焼けや紫外線によるシミが気になる季節となってきました。
 
また、早くも日本各地で熱中症により倒れ、救急搬送される人が続出しています。
 
温暖化、温暖化と言われるようになり10年以上が過ぎたでしょうか。
 
確かに、年々気温の上昇するスピードが加速し、また、湿気も多くまるで、亜熱帯気候のような日本列島となってきました。
 
激しい豪雨に見舞われたり、雷雨や竜巻の被害も多くなってきました。

そんな今シーズン、早くも30度超えの日があり、人間の生活への影響どころか、海にも大きな影響を与えています。
 
現在の紀東の磯では、まだまだ水温が上昇していないところが多く、底潮が低いので、グレの良型がなかなかエサをしてくれません。
 
しかし、連日の気温の上昇の影響で、表面水温が上昇しコッパグレ、ネンブツダイと言ったエサ取りは活発にエサを取ります。
 
その結果、底に潜んでいる大型グレの口まで、サシエサを届ける事はかなり難しく苦戦状態にあります。
 
また、表面水温が高く照り返しが強いため、日焼けと熱中症に悩む方が多く見受けられます。

熱中症については、以下の3つに気をつけたいものです。
 
まず、寝不足は熱中症を引き起こす大きな要因となります。
 
身体の調子を万全にして磯に上がらないと熱による体力の消耗が激しく血液の温度が上昇しても汗が出ない状態や目眩を誘発し、熱中症になりやすいです。
 
早朝4時には出船する釣りには寝不足は最もリスクが高いと考えています。
 
できる限り、睡眠をとってから現地に向かう、現地で、仮眠ができる方は少なくとも5時間は仮眠をとってから磯に上がることをお勧めします。
 
2番目は、温度変化です。
 
釣り場に行く道中、車の中をキンキンに冷やした状態で移動するのは気持ちの良いものです。
 
また、渡船店に到着して、待合室でエアコンにあたりながら出船を待つのも快適です。
 
しかし、この行動が熱中症になる可能性が高いと言われています。
 
ある、行きつけの渡船店の船長は、このことにいち早く気づき出船前はエアコンをつけない様に徹底しています。
 
このきっかけは、エアコンで涼んでから出船すると2時間前後で数名の方から携帯でSOSの連絡が入り、急激な温度変化にやられてしまうと思い、ある日を境にエアコンを停止しました。
 
すると、気温慣れした身体で磯に上がるので熱中症によるSOSが無くなりました。
 
また、お客さんからも、釣りをしてても、身体が楽だ、暑さに耐えられると声が上がる様になりました。
 
皆さんも急激な温度差には十分気を付けてください。
 
3つ目は、磯に上がる前や持参する飲み物に注意です。
 
利尿作用のあるカフェインを含んだ飲み物は控えましょう。
 
また、ビールをクーラーボックスからばして、喉を潤している釣り人もよく見かけますが、これも利尿作用があるので、本来、身体に蓄積しておくべき水分が尿となり汗となり外に排出され、身体から水分が奪われることにより、汗が出無くなったり、アルコール分やカフェインだけが体内に残り、頭痛や吐き気を誘発します。
 
暑いときに一杯!良型を釣って一杯!!が大きな間違いとなってしまうので気をつけましょう。