皆さんいかがお過ごしですか。
三重県の堀口文敏です。
クロダイの乗っ込みも一段落し、また、グレも産卵に入っているため磯は、一時の休憩タイムといった感じになっています。
今後、第二陣の乗っ込みが始まるのは、五月中旬以降を目途に回遊して産卵を目的とした乗っ込みが始まります。
しかし、この時期になると、エサ取りも多く非常に苦戦をする釣りを強いられます。
特に日の出から出船し昼迄の釣りはエサ取り釣りにならない時も屡々あります。
私の地元の三重県紀東の磯では、5月を境に半夜釣りがスタートします。
クロダイを狙うゴールデンタイムとしては、西に陽が沈むころ、5時半前後が良いとされています。
この半夜釣りは、午前11時前後に出船して日没まで釣れることから人気が集中します。
また、この時期になると産卵を終えたグレも休息を終え体力復帰のため活性が高まり荒食いをする梅雨グレシーズンに突入します。
口太グレの数、型共に期待される時期となります。
しかしながら、現在の磯は、エサ取りも増えだしチヌ、グレ共にまだまだ我慢をしなければならない時期です。
コッパグレの数釣りや時折竿を強引に引きずり込んでいく尾長グレの良型は期待できますが、これも日ムラがあります。
そこで、この時期を利用して道具の手入れをしてみてはいかがでしょうか。
これまでに、竿やリールの釣りになくてはならないタックルの手入れ方法については何度かご説明をしてきましたが、魚のアタリを取るウキについての手入れはご紹介していません。
そこで、今回は、このウキのお手入れの方法を紹介したいと思います。
ほとんどの方が、竿やリールは、ぬるま湯に漬けて潮抜きをしたり、軽く乾拭きをしたりした後に、ワックスがけをしたりと手入れをすると思います。
しかし、魚のアタリを取る大切な道具であるウキを手入れする人は数少ないと感じます。
一般的に市販されているほとんどのウキのヘッドにはSICやセラミックのリングは装着されており道糸による削れや、溝等がつきにくくなっています。
しかしながら、使ったままにしておくとこのリングに潮が吹いてきたリ、サビが生じたりするリスクがあります。
そこで、このようになったウキを次回の釣行で使うと、仕掛けの馴染みが悪かったりラインの滑りが悪くライントラブルの原因やアタリが明確に取れない場合があります。
特に全遊動仕掛けの場合はラインに抵抗が掛かり食い込みも悪くなります。
そこで、私の場合、使用したウキをぬるま湯に漬け約30分程度放置して潮抜き作業行います。