凪いでいる午前中は、スリットの奥壁でアタリが多かったようです。
午後からはマスの柱の間、裏でタナ、止まりアタリがでました。
マスの横壁ではアタリは数回ありましたが、しっかり喰ってくるのはなかったです。
サンバシから第一コーナーをまわったところで友人がアオコガネをエサに、柱周りのタナで50cm弱のチヌを筆頭に何枚か釣りあげました。
サンバシでは、基本的に目印でイガイを上層にスライドする釣り方が、この時期は有効です。
この日も目印で、キビレやチヌの年無しを何枚か上げていました。
この日は、どうやらエサはなんにでも反応するようです。
アオコガネ、イワガニ、イガイ・・・。
釣れるポイントは、やはり実績の高いところに集中することが多いのですが、何人かが探ったすぐあとは、どうしても喰いが悪くなります。
そんなときは、マスの中の深ダナや底を探ってみるといいでしょう。
6月に入ってマスの柱周りや、壁などでほとんどアタリがないときは、真ん中のマスの穴のタナ、3ヒロ4ヒロでアタリが集中することもありますので、覚えておくと役に立ちます。
釣り人が多い時や大会などでは、やはり人が落としていないタナや、使っていないエサを使って探ると、効果があると思います。
平場のケーソンで3~4人が探ったあとを釣るなら、底を中心に釣るとか、夏場にパイプを使うとか、他の釣り人がしていない釣り方をすることによって、釣果に差をつけることができるのです。
次回は、黒鯛最新攻略 「落とし込み釣りの肝心」 18.を予定しています。