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2017年4月13日

乗っ込みクロダイ攻略VOL2

皆さん、いかがお過ごしですか。
 
三重県の堀口文敏です。
 
今回はクロダイを狙う時間帯と、クロダイに適したロッドや仕掛けについてについてご紹介します。
 
まず、乗っ込み時期のクロダイを狙う時間帯としては、私のこれまでの経験から朝陽が昇り始めた朝まずめがベストタイミングだと考えています。
 
これは、クロダイが浅場に入り込み、海藻や岩陰に産卵をする時間帯に適していると想定します。
 
また、産卵の準備に卵を産み付ける場所を確保するため何日か前から適した場所をキープしにきているようにも思います。
 
よって、この朝陽が昇り始める朝マズメが最もクロダイを狙う時間帯に適していると考えます。
 
 
また、私の地元、三重県の磯では5月から半夜釣りといった午前11時前後に出船して、日没まで釣りを楽しめる釣りがスタートします。
 
この半夜釣りがスタートすると、朝マズメと逆に、今度は、西に陽が沈みかける頃がゴールデンタイムと言われるようになります。
 
夜間をめがけて産卵するクロダイ、早朝に産卵するために自分に適した場所の確保に浅場に、磯際に、海藻地帯に寄ってくるのだと考えます。
 
このようなことから太陽の上がる時間帯、太陽が沈みかける時間帯がお勧めの時間と言えるでしょう。
 
しかし、朝マズメや夕マズメに限らず真っ昼間でもクロダイは食ってきます。
 
この場合は、数釣りには、あまり期待はできませんがお腹をパンパンに膨らましたクロダイが釣れ、決して昼間だからと気を許すことはできないのです。
 
次に、乗っ込み時期のクロダイを狙うタックルとしては、出来る限り柔らかい胴調子の竿使い、細いハリスで狙うのがオススメです。
 
何故なら、産卵を控えたクロダイだけに、警戒心も強くなっているので、目立たない仕掛けが効果的です。
 
この場合の私のお勧めのロッドは、1号から1.25号といったクラスのクロダイ竿がお勧めとなります。
 
私の場合は、宇崎日新の「ZEROSUMチヌX4PM」の1.0号がお勧めです。

このロッドは、繊細な仕掛けを用いて超大型でもパワー負けしない設計により、掛けてからは素早く浮かせることが出来るからです。
 
また、細いLINEにも最大限の竿の弾力を活かすことが出来ます。
 
ミチイト、ハリスもグレ釣りとは違い、出来る限り細いものを選んで使います。
 
これは、警戒心の高いクロダイに安心してサシエサを食わせる事と、軟調で胴調子の竿とのバランスを考えた選択です。
 
私の場合は、ミチイト1.5号にハリスは1.25号を基本に使います。
 
この場合は、GOSENの「リミテーション磯CXフォルテッサ1.5号」を好んで使います。

また、ハリスは、ジュードの1.25号を使っています。
 
こんな細いのミチイトとハリスでクロダイの引きに負けないのと思われる方も見えると思いますが、この組み合わせが絶妙はライン強度を最大限に発揮するバランスとなり一気に走るクロダイの引きにも十分耐えられます。
 
この時季のクロダイは、産卵を控えているため、お腹にパンパンの卵を持っているので、掛けてからの一発目の走りを止めれば、最後まで抵抗することもなく、海面にポカリと浮いてきます。
 
 
皆さんも、今回、ご紹介したタックルで、時間帯を絞り込み、攻めてみてはいかがでしょうか。
 
次回は、マイエサとサシエサについてご紹介します。
 
是非、ご覧ください。