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最新攻略コラム

2016年12月8日

黒鯛最新攻略「落とし込み釣りの肝心、サラシ、エイ」8.

落とし込み釣りは変化のあるところを釣れ、と言われています。
 
一文字堤防では各先端の灯台周り、ケーソンの継ぎ目、捨石や沈みケーソン、階段、ロープ、潮や風が当たっている場所などですが、潮が満ちてきてケーソンの際がジャブジャブと音を立てて波打っているところは、チヌが捕食のため際に寄って来ていることが多いのです。
 
活性の高いチヌは一般的に上層に浮いてきていますので、1ヒロぐらいまでのタナを中心に狙うと良いでしょう。
 
サラシと呼ばれるところでの釣り方は、季節にもよりますが秋口からはフジツボのエサでガンダマ2ぐらいから2Bぐらいまで、ヘチ釣りでゆっくりとキザミながら探っていくと連続してアタリがでることが多いです。
 
特に夕マズメに、満潮近くの潮でサラシが出ているときは釣れる可能性が高まります。
 
サラシで掛かるチヌは結構、針ハズレすることが多いので、針やオモリ、アワセのタイミングなど、いろいろと試しながら釣ってください。

先日、うちのクラブ員と北港サンバシに落とし込み釣りに出かけました。
 
エサはイガイ、フジツボ。
 
日中の釣りでしたが、アタリはパラパラとありました。
 
サンバシは川筋側と内向きがありますが、どちらも同じぐらいの状況でした。
 
しばらくすると、かなりの数のエイが内向きを中心にエサを捕食しているのが見え出しました。
 
ひと昔前は、エイがいるとチヌが怖がってエサを捕食しないと言われてきましたが、そんなことは決してありません。
 
むしろチヌはエイと一緒に泳いでいることが多く、神戸七防などでもエイのあとをついていくチヌをよく見かけることがあります。
 
サンバシでエサを捕食しているエイの横、50cmぐらいを落としていくと、かなりの確率で毎回、チヌを釣ることができました。
 
チヌはエイが捕食している下で、エサがこぼれてくるのを待って行動しているのです。
 
多数のエイを見かけたら、堤防から竿一本離れたところでも、2ヒロぐらいのタナでチヌが釣れることも多いので、いろいろな可能性を自分で試してみてください。
 
次回は、黒鯛最新攻略「落とし込み釣りの肝心」9.を予定しています。