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最新攻略コラム

2016年8月25日

黒鯛最新攻略 「落とし込み釣りの肝心」 1.

今回からのシリーズは、私が約30年間落とし込み釣りを続けてきて、自分なりに感じたこの釣りの肝心と思われることを述べていきたいと思います。
 
 
私は黒鯛落とし込み釣り以外の釣りも時々しています。
 
他魚を別の釣り方で釣ったり、他魚を落とし込み釣りで釣ったりしていますが、いつも思うことは、この釣り方は黒鯛はもちろん、真鯛、石鯛など時期や場所をちゃんと選べば、最強の釣り方の一つになるということを実感していることです。
 
エサを針に付け、ガンダマを打って上から下へ落とし込んでいくだけという、単純この上ない釣り方ですが、シンプルが故に奥も深く、終わりがありません。
 
タナや障害物などの場所を選ばないという点で、私はヘチ釣りが落とし込み釣りの原点だと考えています。
 
もちろん条件が整えば、目印釣りがそのときの最強の釣り方になることがあるのも、認識しています。
 
 
落とし込み釣りを数年間続けていると、ある程度はチヌを釣ることができるようになります。
 
普通に釣りを楽しむ方であればそれでいいのだと思いますが、より、アスリート志向の強い方、人が釣っていない時に確実にチヌを釣り上げたい方、人よりも多くの釣果をあげたい方は、実釣にもとづいて落とし込み釣りを分析して、学習、練習を重ねてください。
 
名手と言われている落とし込み釣り師に共通しているのは、これを10年、20年と継続して勉強し、体得しているのです。
 
 
落とし込み釣りの3つの重要な要素と言われている、エサ、タナ、堤防でのポイント、が同じでありながら釣果が何倍も差がつくことがよくあります。
 
同じエサを使い、同じタナを狙い、同じ場所で釣りながら、名手たちが7枚、8枚と釣り上げる中、自分は1枚だけといった状況を経験したことはありませんか?
 
この釣りは丁寧に、丁寧に、我慢しながらエサを落とし込んでいくのが基本です。
 
神経を集中して落としていっても、何かが違って釣果に歴然とした差が付くのです。
 
 
次回は、 黒鯛最新攻略 「落とし込み釣りの肝心」 2.を予定しています。