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2016年7月14日

黒鯛道109 「茅渟の海、四方山話」その31、落とし込み釣行記 Ⅸ

先日、広島の漁港にある一文字堤防に釣行しました。
 
ちょうど七夕の日でした。
 
当日の潮は11時15分ぐらいが満潮であまりいい潮ではなかったのですが、上げ八分ぐらいから満潮にかけて、チヌ、石鯛狙いで出かけました。
 
以前、ここで石鯛を掛けて、ハリスを切られたり、根に潜られてばらしてしまったりと悔しい思いを何度もしていましたので、ターゲットを石鯛に絞り込んで、道糸はナイロン6号、ハリスは8号という太仕掛けで臨みました。
 
 
ここの一文字は沖からの潮があたって、複雑な流れになることが多く、水深も5ヒロ程でいろいろな魚が入ってくるようです。
 
ガンダマは4B、針はグレ針8号。
 
実績のあるポイントから落としていくと堤防の海藻の下でアタリがあり、45cmぐらいのチヌを上げることができました。
 
同行していたTさんも49cmのチヌを釣りあげました。
 
この日は、内側のポイントで45cmぐらいの石鯛を見かけましたので、自ずと期待が高まりました。
 
沖に面している堤防の外向きを丁寧に落としていきましたが、ほとんどアタリがありません。
 
エサはイガイ、ダンゴ。
 
コバの内側で何枚かのチヌを上げましたが、底で微妙なアタリが何度かありましたので、集中していると重みが乗り、あわせるとかなりの引きと突っ込みがありました。
 
石鯛のエンドレスな突っ込みではなく、チヌの引きよりは強く、また、突っ込みの回数も多かったです。
 
やっと浮かしてみるとなんと、大型の真鯛だったのです。
 
アタリは真鯛特有のもぞもぞとしたアタリでした。
 
サイズは67cm。
 
小さな漁港の堤防で大型の真鯛を落し込みで釣ったのは初めてのことでした。
 
続いて2ヒロ半ぐらいのタナで手元にカツンときて即合わせすると、47cmの真鯛が釣れました。
 
同行のTさんにエサ、タナ、アタリ方を話したところ、底から少し上でアタリがあり、69cmの真鯛を釣ることができました。
 
 
この日は、かなりの群れが漁港の堤防に入ってきたようです。
 
毎回、狙うのは難しいと思いますが、沖で真鯛の実績があるときは狙って釣れると思います。
 
 
次回は、黒鯛道110 「茅渟の海、四方山話」その32、落とし込み釣行記 Ⅹ、を予定しています。