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2016年7月14日

夏磯のターゲットイサキVOL2

皆さん、如何お過ごしですか。
 
三重県の堀口文敏です。
 
毎日、蒸し暑く寝苦しい日々が続いていますね。
 
湿気も高く、熱中症を誘発するリスクが高いこの時季、釣りに出掛けるのも億劫になってしまいますよね〜。
 
しかし、この時期にしか楽しめないイサキの良型を求めて釣り場に出掛ける日々が続いています。
 
そこで、前回からご紹介しています磯のイサキ釣りVOL2と題して、今回は、深いタナに上手く仕掛けを馴染ませる方法や、どの様に攻めれば効率的かをご紹介します。
 
ターゲットとなるイサキは回遊魚であり、中層から底近くを回遊してきます。
 
その日のポイントにもよりますが、ほとんどの場合がタナは、4ヒロ〜6ヒロが基準です。
 
時には、竿2本分落としてもヒットしない場合もあります。

そんな、深いタナに軽い仕掛けをどう馴染ますか?
 
更に、上層に、群れを成すエサ取りをどう交わすかが釣果を左右する重要なポイントとなります。
 
まず、仕掛けの馴染ませ方ですが、どうしてもエサ取りを警戒し、エサ取りを意識してしまう攻め方となります。
 
しかし、この時期は、エサ取りなくしては釣りができないというのが本音であり、この状態だからこそマキエサとサシエサの同調が大切となります。
 
よく、仕掛けを早く馴染ますために、重たいガン玉を付け、仕掛けの沈下速度を早めて早く狙いのタナに仕掛けを馴染ます作戦をとる方を見かけますが、これは、逆効果となってしまう場合が多々あります。
 
例えば、エサ取りがフグやサバ子の場合は、重く沈下速度を速くすることで、ルアー効果が生じて早く動くものを追いかける習性が刺激されエサ取りを刺激する結果となります。
 
よって、この場合の攻め方は、通常のフカセ釣りの仕掛け同様、軽い仕掛けで敢えて、エサ取りの中心に仕掛けを投入し、馴染ませていきます。
 
この場合マキエワークが非常に重要な鍵を握っています。
 
マキエサは、ピンポイントで撒き、仕掛け投入と同時にカブセのマキエサが着水する様にタイミングを考えて撒くと効果的です。
 
この様に馴染ませ方と仕掛けの馴染みを助けるマキエサワークも、効率的且つ瞬時に行うために必要なアイテムがあります。
 
それは、マキエサを入れるバッカンです。
 
単にバッカンと言っても色々なタイプや性能が有ります。
 
マキエワークをスムーズに行う条件としては、シャクでマキエサを圧縮出来る適度な硬さと弾力性。
 
更に、どの様なフィールドでも安定感がありマキエサのこびり付きが少ない素材。
 
そして、マキエサの沈下速度や潮の流れを観察する為に竿を置くことが出来る竿置き機能を備えていることを重要視します。
 
そんなバカッンに必要な条件を装備しているのが、宇崎日新から発売されている「ZEROSUMバッカンSE」です。
 
極厚のEVA採用で、自立性と耐久性、型崩れし難いので、マキエサがスムーズに投入できます。
 
また、大型ファスナー採用で、潮噛み防止となり開閉がし易いのも魅力的です。
 
一瞬一瞬のタイミングを逃さず効果的なマキエサ投入のキーポイントはバッカンの性能にも左右される事を頭に入れておきましょう。
 
皆さんも、今回ご紹介しました仕掛けの馴染ませ方、攻め方に加え、便利で使い易いこのバッカンも使ってみては如何でしょうか。