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2016年6月23日

夏磯のターゲットイサキ

暑いですネ~。
 
皆さん、如何お過ごしですか。
 
三重県の堀口文敏です。
 
暑くて、暑くてたまりません!
 
その上、大雨警報発令でムシムシ感が何ともなりません。
 
 
さて、梅雨入りも本格的となり、本来なら梅雨グレをご紹介したいのですが、地元の三重県の磯では、イサキの30cm~50cm近い良型が釣れ盛っています。

例年、このイサキの釣れる時季が長くなり、初夏から晩秋までイサキが釣れる様になってきています。
 
 
これは、地球温暖化による海水温の上昇が大きく影響していると考えています。
 
攻略法としては、水温の高い時季でもタナは、4ヒロから竿2本以上(約8ヒロ)と深いタナを攻めます。
 
ポイントは、通常、潮通しの良い遠投ポイントや潮の動きがある潮目付近が有望となりますが、現在の紀東の磯は、磯際、サラシの切れ目でヒットすることもあり、潮が動いていればイサキが回遊してきてヒットします。
 
エサは、通常グレやクロダイを狙う場合と同じでも良いのですが、拡散性があり遠投の効果のある配合エサを混ぜたマキエサが有効的です。
 
私は、マルキューから発売されているマダイ用の「スーパー磯マダイ」を2袋入れたマキエサを好んで使います。

勿論、この配合エサに生のオキアミ6kgを混ぜ合わせたものです。
 
この配合エサは、浅いタナから深いタナ(10ヒロ)まで幅広く、マキエサを効かす事が出来るので、イサキにも有効です。
 
アタリは、ほとんどが、向こうアワセが多く、ウキが消し込むと共にラインがピーンと張り、ダイレクトに竿に乗って来ます。
 
また、磯際や竿下のポイントでは、アタリと同時に穂先から二番まで一気に海中に舞い込んで行く気持ちの良いアタリです。
 
しかし、口が柔らかく薄皮のイサキの口は、切れやすく、軽く合わせるだけで大丈夫です。
 
向こうアワセと同時に、大きく合わせると口切れを起こし、バラシの原因になるので気を付けましょう。
 
また、30cm前後のイサキでも、ハリが刺さった箇所が大きな穴が開き、磯に上げた瞬間、ハリ外れする場合が多いので、タモ入れをして取り込む事を基本としましょう。
 
アタリが豪快、引きも抜群、食べたら更に感激のイサキを皆さんも楽しんでみてください。
 
次回は、深いタナの攻め方や仕掛けの馴染ませ方についてご紹介します。