初めての方が釣りになじんでいく過程。
一番最初はどのようなきっかけがあるのでしょうか。釣り好きの人たちが楽しそうにしているので一緒に行ってみた。
小さいころから家族に釣れて行ってもらった。付き合った人が釣り好きだった。
防波堤を歩いていたら誰かが大物を釣り上げたことで興味がわいた。
様々なきっかけがあると思います。そして海に知り合いと出たとしましょう。
防波堤や小磯なら潮の香り、さわやかな風。日常を忘れる瞬間があったことでしょう。
砂浜なら水に浸かりたく心境もあったでしょう。自然が相手であることの感動が最初にあります。
もし船釣りの場合ならどうでしょう。
船に乗っていく釣りだと知らないことばかりだから、経験者についていくしかない。
不安だらけだけど期待も大きい。
知らない世界が待っているからわくわくするのは当然。そういったわくわく感が釣りの世界に導きます。
そしてその時サポート役の人は最初の釣りが船酔いで苦しめられたら気の毒だから酔い止めを段取りしてくれたり、気分が悪くならないようなアドバイスもしてくれますね。
磯釣りが初めてという方は磯にわたる瞬間はかなり緊張するものです。
サポート役の人は荷物を持ってくれたり、安全な装備を貸してくれたりします。
そうやって釣りに入ってくる人をほとんどの方が優しくしてくれます。
逆にそういうことがなくほったらかしにされると、何もつまらなくてお金だけ使って損をした気持ちになって釣りが嫌いになります。
女性の場合は虫エサなどが苦手なのでこれで釣りがすきなれないという人も少なくありません。
投げ釣りはパワーもいるし虫も良く使うから女性アングラーは他と比べると少ない感じがします。
ところが船のキス釣りなどは結構平気な人も多いです。
釣りそのものが楽で、船で何でも用意してくださっているのも人気の一つ。
釣りそのものが楽で、船で何でも用意してくださっているのも人気の一つ。
釣れた魚を処理してくださるところもあります。
つまり、至れり尽くせりからこのレジャーに入るということが大切な気がします。
そこで初めての釣りで簡単で安全な釣りというと、最初に上げられるのが「サビキ釣り」です。
数本の針が等間隔についていて針には疑似餌となるサバ皮やスキンが巻いてあり、釣り人は針の一つ一つにエサをつける必要もなく、網エビを溶かしたバケツに錘付のえさカゴを入れるだけで良く、それを竿下におろすだけの簡単な釣りです。
状況が良ければ、アジ、イワシ、サバなどが一気に集まり上から下まで針に魚が乗ってしまうこともあるので思わず興奮してしまいます。
簡単で釣果を得やすく、道具も安い。このことから子供もできるのでファミリーフィッシングには絶対おすすめの釣りが「サビキ釣り」です。
この釣りは難しいレクチャーを受けることもない誰でも気軽に始められます。
ここで楽しく時間を過ごして良かったと終わる方もいれば、もっと釣れたはず、あるいはなぜこんなに釣れるのだろうか・・・と、疑問を持たれる方はおそらく釣りが好きになって行きます。
サポート役の一番の役目は「釣れた」でもいいですが「釣った」という方向に持って行くことが重要です。
そうすると同じサビキ釣りでも、理屈通りになればさらに盛り上がります。
サビキ釣りは決して初心者の釣りではなく、魚の習性に合った釣りなのでシンプルでいてたくさん釣れる優れものなのです。
エサで釣るどんな釣りにも通じるものがあって、撒き餌と仕掛けの同調が一番のポイントとなります。
基本中の基本です。
船の真鯛釣りでもイサキ釣りでもサビキの仕掛けで狙う釣りがあります。
船の真鯛釣りでもイサキ釣りでもサビキの仕掛けで狙う釣りがあります。
次回は釣りを始められる方が次のステップに行くにはどうするのかを考えてみましょう。