PEラインが登場してから、釣りは飛躍的な発展を遂げました。ただ、モノフィラメントのナイロンやフロロカーボンラインと違って、PEラインは極細のポリエチレン繊維を何本も撚り合わせて作られたラインですから、ナイロンやフロロカーボン糸のような透明度を持ち合わせていません。
だからPEラインは、道糸として使われることが多く、このような糸は飛距離や深さが分かりやすいように10m毎に染め分けされたものが多いのです。
沖釣りでは、PEラインのような色の付いた道糸は魚に警戒されるからと、わざわざ透明なフロロカーボンやナイロンの先糸を付けて使う人が多いですね。
でも、魚は本当に色糸を嫌うのでしょうか、水中でもはっきりと色を識別することができるのでしょうか?。その答は、出来る魚もいれば出来ない魚もいるということです。
よくルアーフィッシングで、ルアーの色を変えた途端ヒットしたとか、バイトがあったといわれますね。これはある魚にとっては確かに事実のようです。