昔に比べて余暇の時間が増えてきた現代。国民の休日もふえました。
企業の週休二日制になってからも久しいですが、加えて連休になるような暦の設定など、余暇の時間がとりやすくなっています。
釣りというものをやったことがない方はそういう機会がなかなかなかったことも案じられます。
身近なレジャーの代名詞みたいな釣りですから、何のライセンスもありません。
元来狩猟民族であったルーツがあるわけですから、釣りというものを体験したら、たとえ小さな魚であっても、飛び上がるほどうれしいものです。
皆さんの周りに釣りをやってみたいといった方が居られたら是非誘ってあげてください。
ではまず、最初にどんな釣りから入って行ったがいいのか。
釣りにはいろいろなジャンルがあります。
場所別にみると、堤防釣り、川釣り、渓流釣り、池釣り、ダム釣り、磯釣り、筏釣り、沖釣り、深海釣り・・・などがあります。
釣り方別に分類すると、エサ釣り、疑似餌釣り、フカセ釣り、胴突き釣り、サビキ釣り、ぶっこみつり、天秤釣り、投げ釣り、ウキ釣り、脈釣り、這わせ釣り、落とし込み釣り・・・など。
狙う魚によってもいろいろあります。
狙う魚によっては魚の習性がまず基本であって、その基本を守るべく釣り方があってその魚の生息場所によって釣り方が変わってくるということになります。
初めて釣りをしようと思っている方はこれだけ多岐に分類できる釣りですから、的がしぼれないのも当然です。
経験者のサポートがないと全くつまらないものです。
サポートをする側としてはどういう形で取り組んでいくか、その方にいくつかの感動を与えられるように努力していただき、経験の釣りがリピートするようになることを願って、一緒に余暇が楽しめるような存在の友達を増やして行っていただきたいものです。
最初の釣りは何からやるといいというのは決まっていません。
サポートする方が一番得意としている釣りに誘うのが一番いいのですが、ほとんどが難しくなく、簡単で、何も考えなくともできる釣りが初めてやる人にとっては気が楽でいいでしょう。
それは次に自分たちがやるときにハードルが低い方を望むからです。
少しでも経験があれば、新しいジャンルの釣りに入っていくのにも難しさより興味が優先して入りやすくなります。
時には全く経験がなくとも、勢いで難度の高い釣りに誘われて、頭の中が????マークで埋め尽くされて、結局魚がかかったときにリールを巻くことのみやってみたという経験者も多いと思います。
何故釣れたのかがわからないまま終わってしまったこともあるかと思います。
ましてや初めての日が、海があれていたり、風が強かったり、寒かったりしてちっとも楽しくないこともあります。
やはり、初めての釣りはその逆の日にあえるように設定してもらって、さらには出来るだけ狙う魚の習性から、最も確率の高い日を選んでいただきたいと思います。
サポート役の方も当然よく釣れるでしょうから、体験教育としては最高のものになるでしょう。
次回は具体的にどんな釣りからはいってどのあたりに注意するかを書いてみましょう。