五月は渓流釣りが最も面白くなるシーズンです。
ただ、アマゴやヤマメは解禁初期のようにイクラやミミズのエサでは簡単に釣れません。
瀬に出て活発にエサを食べるようになって彼らの主食は川虫です。
そこで、渓流釣りのエサに使われるポピュラーな川虫、つまり水生昆虫を紹介しておきましょう。
エサとして使われる水生昆虫をおおざっぱにグループ分けしてみると、カゲロウの幼虫、カワゲラの幼虫、トビケラの幼虫の3つに分かれます。
中でもカゲロウの幼虫は、渓流釣りには最高のエサだといわれており、これを採取して釣る人が多いですね。
何種かのカゲロウの幼虫がエサに使われていますが、代表的なものは、流れの速い瀬などの石の裏にいるエルモンヒラタカゲロウの幼虫ですね。