チヌ、落とし込み釣りの楽しみ方は人それぞれです。
釣り方の違いもあるので、結構バリエーションに富んだ釣りと言えるのかもしれません。
最も基本的な落とし込みは、平場の一文字ケーソンでの2ヒロ半ぐらいまでの上層にいるやる気のある?チヌを狙う釣りかと思います。
ヘチ、目印釣り、どちらでも狙えます。
ケーソンでもある程度水深があれば、深ダナや底も狙えます。
ケーソンの前のタナ、底を狙うこともできるでしょう。
居着きや、ある時期になればチヌが入って来るスリットやテトラは、チヌ釣りでも好釣果を期待できる1級の釣り場ですので、常に落し込み師が通っているところが多いです。
関西で言えば、北港スリット、南港新波止、南港バラ石、尼崎フェニックス、神戸和田防などが有名です。
特に北港スリット、南港新波止スリット、尼崎フェニックスのスリットでは一年中、チヌを狙うことができます。
チヌの隠れ家にもなり、居着くこともできるスリットでは、年無しと呼ばれる大型のチヌを高確率で狙うこともできます。
落し込みには数釣りを目標とする釣り人と、大型を目標とする釣り人がいますが、過去、落とし込み釣り30年ぐらいの間で実寸、60cm以上の夢の年無しが公式に上がったチヌは、私が知る限り数年前の7月に南港の新波止スリットで釣り上げられた61cm、4kgと、この春のK社の落とし込み釣りの予選大会、尼崎フェニックスの南面スリットで釣られた、62.3cm、4.3kgが過去最大のチヌになると思います。
私も50cm以上の年無しは、過去、数多くあげていますが、それでも最大は拓寸58cm、3.4kgのチヌでした。
いまでもその時のことはよく覚えています。
11月の神戸港でイガイをエサに1mぐらいのタナで喰ってきました。
硬い目のヘチ竿、PEライン、ハリス矢引き、1.7号。
掛かってから釣り上げるまでは割合スムーズにやり取りできた記憶がありますが、タモ入れしてから持ち上げるのに、経験したことがない重さを感じました。
掛かってから釣り上げるまでは割合スムーズにやり取りできた記憶がありますが、タモ入れしてから持ち上げるのに、経験したことがない重さを感じました。