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2016年4月28日

クロダイ乗っ込み第二段を狙う準備 VOL-Ⅱ

三重県の堀口文敏です。
 
皆さん、如何お過ごしですか?
 
紀東の磯もクロダイの乗っ込み第二段が本格的に始まりました。
 
サイズは40cm~45cm級のクロダイが主となり、年無しクラス(50cmオーバー)は、あまりヒットしませんが、数釣りが楽しめます。
 
そのためにも、いち早くタックルを準備して、クロダイ釣りに出かけましょう。
 
前回は、ロッドとラインの紹介を致しましたが、今回は、ハリ、ウキ、マキエサの三点をご紹介いたします。
 
まず、ハリは、クロダイの場合、歯が硬いので出来る限りハリ先が鋭いものがお薦めです。
 
しかし、ハリ先が鋭く刺さりの良いハリのほとんどが、細軸となります。
 
この場合、年無しの強烈な引きやクロダイに混じって、大型マダイがヒットするとハリが伸ばされバラシの原因となってしまいます。
 
そこで、私は、OWNERばりから発売されている「ザ・ロック」を好んで使っています。
 
このハリは、従来からハリの素材として使われている鋼線からタフワイヤーと言う新素材を使用してマグロの引きにも耐えられる驚異の強度を実現しています。
 
そのため、細軸でありながら強度があるためハリ先を極限まで鋭く仕上げてあります。
 
刺さりが良く、食い込みが良く強度抜群のハリです。
 
形状は、魚種・フィールドを選ばない「伊勢尼」をベースに作られているので、クロダイのみならずグレ、真鯛、イサキ等々何にでも使用できるのも魅力的です。
 
是非、皆さんも使ってみてください。

次に、ウキですが、クロダイの場合は、ハリスの角度よりも、タナ重視で攻めるので、感度より遠投性と視認性を重視します。
 
この場合は、釣研の「大征黒」の3B~5Bがお薦めです。
 
全体がオレンジでとても見やすく、大きさも通常のサイズより一回り大きく、どっしりと重量感があり水面で安定した状態でアタリが待てるウキです。
 
また、足下から超遠投ポイントまで幅広く攻められるのもこのウキの特徴です。
 
そして最後に、マキエサですが、オキアミを3kg~6kgをベースにマルキューの今季新発売の「チヌパワームギスペシャル」と濁り効果をアップさせる為に、「チヌパワーV10白チヌスペシャル」を1袋づつ配合し、粘りが出る様に海水で硬さを調整した物を好んで使います。
 
この3アイテムで、皆さんも今季の第二段の乗っ込みクロダイを狙ってみてください。