船長がチョイスしてくれたビニール擬餌は紫と黄緑です。
5本バリの胴突き仕掛けに紫と黄緑のビニールを交互に刺して仕掛けを下ろしました。
仕掛けが底に着いたら、10回ほどリールを巻いて誘います。
アタリがなければ再び底へ下ろしてリールを巻き巻きです。
一日中これの繰り返しで、他にすることはありません。
アタリが出てもリールを巻き続けなければなりません。
止めて待ったり、合わせたりするのは御法度なのです。
何度か流し変えるうちにアタリが出始めました。
コツコツとアタリは出るのですがすぐにビニール擬餌を放してしまって、ハリに掛かりません。
仕掛けを上げてみると擬餌にマダイの噛み後が付いています。
それも黄緑ではなく紫の擬餌ばかりにアタリが来るようです。
そこで、ビニール擬餌をみんな紫に変えてみました。
すぐに当たりが出たのですが食い込みが悪く、ハリに掛かるまでに擬餌を放されてしまいます。
この日はスタートから竿先は軟らかいけど7:3調子の竿を使っていました。
この竿の胴が硬すぎるために擬餌を放されてしまうのかも知れないと、6:4調子の竿に換えてみました。
どうやらこれが正解だったようです。
腰の軟らかい竿に換えた途端、マダイがハリに掛かりだしたのです。
竿の調子が硬いとマダイが擬餌をくわえて、さらに食い込もうとしたとき、竿が硬いためにその弾力で弾かれてしまうのでしょうね。
食い渋ったときのビニールマダイは、軟調竿で攻めてみる、これも一つの手かも知れません。
お試しあれ。