魚の毒を大きく分けると刺毒、粘液毒、食中毒に分けられる。
刺毒というのは鬼オコゼやアイゴのように、毒棘をもつ魚に刺されたときに起きるもの。
粘液毒というのは皮膚から毒のある粘液を出す魚で、他の魚には影響があるが人間には余り実害がない。
最後の食中毒が一番怖く、フグ毒やシガテラ毒に代表される魚毒だ。
釣り人にはおなじみの刺毒はアイゴ、ゴンズイ、鬼オコゼ、ハオコゼ、アカエイなどが有名だ。
2016年4月14日
ハナミノカサゴ(刺毒・強烈に痛む)
イズカサゴ(釣り人の間では鬼カサゴの呼び名でおなじみ。刺毒)
オニオコゼ(刺毒・背びれに注意。強烈に痛む)
キタマクラ(呼び名ほどは、毒性は強くないが、粘液毒を出すので、他の魚と一緒に入れておくと他の魚が死ぬ)
ショウサイフグ(卵巣と肝臓は猛毒、皮膚と腸は強毒、筋肉は弱毒。食べられるのは筋肉と精巣)