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最新攻略コラム

2016年3月17日

アマゴ釣り入門♪

三月といえば渓流の解禁!
 
川にも春の便りが訪れます。
 
我が家は渓流といっても親子で出掛けるのはもっぱら放流アマゴの管理釣り場なので、快適な環境でたくさん釣らせてもらっていたのですが、いつかは景色のきれいな自然渓流を歩いてみたいなあ、という憧れをもっていました。
 
さすがに子連れで渓流は難しいので、私一人で渓流デビューを計画しました。
 
実は二十年ほど前にも2、3度アマゴ釣りで渓流に入ったことがあり、その時はそれほど知識がなくても意外と簡単に釣れて楽しかったことを覚えています。
 
釣りの楽しさはもちろんですが、きれいな渓流を歩きながら、美しいアマゴに会えるというこの釣りの風情がなんともいいもんだなあと感動した記憶があります。
 
最近は友達と山登りをすることも多くなったので、沢ルートを遡行することもあるのですが、いつかまた渓流釣りを始めて、アマゴのいる渓を、竿を持って歩けるようになってみたいなあと思ったのが、今回の渓流入門を志願したきっかけです。
 
毎年出掛ける兵庫県の小柿渓谷放流釣り場では、目の前のマスにバケツのアマゴを離してくれて、アタリ連発で一家で30尾ほど釣って帰っていました。
 
さすがにそこまでは期待しないけど、10尾ぐらい釣れたらいいなあと期待して、いそいそと準備をはじめました。
 
久々の釣りなので、仕掛けなどもネットで調べまくって大体の号柄を決めるまで結構下調べに時間がかかってしまいました…。
 
渓流釣りの持ち物はひととおり家にありました。
 
ウエアも鮎用のウエーダーがあるので、道具としてはそろっています。
 
あとは私の思い切りさえあればスタートできそう。

いただきものの立派な仕掛け台

久々に仕掛け台を引っ張り出して、鮎釣りのラインや目印、仕掛け巻きを道具箱からゴソゴソ…。
 
とりあえず、ハリさえ買い足せば、あとは家にある道具で仕掛けも作れそうです。
 
天井糸が0.6号、水中糸は0.35、ハリスは0.2号と0.3号を用意してハリ結びしました。
 
ほ、細~い!
 
老眼鏡なしでは結び目が見えません(笑)
 
普段の船の釣りで使っているハリスと比べて細いのなんのって。
 
ひさしぶりにインドアフィッシングに励みましたよ。

天井糸の編み込みをしております

天井糸は移動式にして編み込みます。
 
釣りの大先輩が、鮎釣りも頑張れと、仕掛け台を作ってくれました。
 
仕掛けがあるので、編みつけるのも快適快適♪
 
しばらく細糸を触っていると、少しずつ感覚もよみがえってきて期待でわくわく胸が膨らみます。
 
5月には早い河川で鮎の解禁もあるし、おうちでの仕掛け作りは楽しいひとときです。
 
そんなこんなでなんとか用意もできて、イクラと川虫を購入して、3月7日、玉川峡へ行ってみました。
 
前日がここの河川のアマゴの解禁日だったので、まだ結構な人出です。
 
少し空いているところを見つけて入りました。
 
渇水と解禁後の釣り荒れか、警戒心も強く、淵やトロ場でしかアタリがなかったけれど、少ないながらもアマゴに会うことができました。
 
どんな釣りも自分で用意して初めて釣れればうれしいものです♪
 
少ない釣果でもなんとか一歩踏み出せました。

水深のある淵やトロ場がよかったです

アマゴです。うれしい~♪

あちこち歩いたので、河原で食べたおひるごはんもおいしかったなあ。
 
ランチは編み籠におにぎりを詰めてガスバーナーで温かいうどんを作って食べました。

河原でゆっくりとおひるごはん

一人で行ったら寂しいかなと思いましたが、逆に珍しいのか、気になるのか、心配なのか、いろんな方が声をかけてくれて、ここでやりと釣り場に入れてくれたり、車で上流まで案内してくれて駐車スペースや入川道を教えてくれたり、たくさんの方に親切にしていただきました。

ネコヤナギがかわいかったです

状況も腕もよくなくて、釣果はさみしかったけど、地図で見た川を実際に歩いて気づくこともたくさんあったし、作った仕掛けも試せたので、思い切って出掛けてみてよかったです。
 
また練習して今年はいろんな川に出掛けてみたいと思います♪