釣りのスタート時間から入れ食いになることもあるし、30分ぐらい経ってから食いが立つこともあります。
いずれにしても、この食いが立つ時間を逃がしてしまうと、今までの好調がウソのようにピタッとマダイが食わなくなります。
長いときだと1時間ぐらい、短いと30分で時合いが終わってしまうこともあるので、スタート前にきちんと準備して、いつでも仕掛けを下ろせる状態にしておきます。
ウキ釣りのときは、竿下ぐらいのタナをタナ取りを使ってきっちり測っておきます。
ウキ下の設定は、ネットの底ぎりぎりから50cmぐらい上までを想定しておけばいいでしょう。
マダイはへネットの壁に沿って群れで回遊していることが多いので、どこでも一番水深があるネットの中心は最初から狙う必要はありません。
活性の上がったマダイが釣れ始めると、ハリをよく呑み込まれるので、入れ食いのときはマダイバリの13号ぐらいと大きめのハリを使っておきます。
飲まれたハリをハリ外しで取っていると、それだけで時間のロスになるため、あらかじめハリスにハリを結んで用意しておき、飲まれたときはハリスを切って予備のハリス付きのハリと交換して下さい。
こうしてひとしきり食いが立つと、ピタリと食わなくなります。
こんなときは、ネット際など潮当たりがいい場所で、蔭が出来るようなところが狙い場です。
エサをマダイイエローなどのダンゴや鶏のササミ、シラサエビなどに替え、手を換え、品を換えでマダイを誘惑してみて下さい。