ずっと暖かい日が続いてきました。
ここに来てやっと寒気が降りてきたようで一気に冬支度が始まりました。
釣りの衣替えもウインドブレーカーから、防寒着やインナーの入れ替えなど始めたところです。
磯釣りで冬といえば一も二もなく寒グレ(メジナ)です。
これ一色です。
なぜにこんなに人気があるかというと産卵のためによって来るグレのサイズが大きいのが多くなるので、大物とのやり取りが楽しめる絶好の機会なのです。
いつになくお出かけ前のライフジャケットのポケットの中は衣替え同様、太めのタックル~喰い渋り対策まで意識するためおのずと膨らんできます。
私の場合よく行く釣り場でのポケットの中身は、針なら4号~8号までもっていきます。
しかも軽いものから重いものまで。
乗る磯にもよるし、その日の波やうねりの状況でも変わります。
エサが残るかかじられるだけかエサ取りが多いか…などなど。
ハリスは針に合わせることも大事ですが、やはり1.2号が最低ラインそれから4号までもっていきます。
針が4号なら1.2号
針が5号だと1.5号、1.7号。
針が6号なら2号、3号。
針が7号なら3号。
針が8号なら4号。
とこんな感じでの使い分けをしますがそれを基本に食い込み状態やエサ取りの状態釣れる魚のサイズに応じて使い分けをします。
ウキは当然円錐ウキです。
円錐ウキでも深場の棚になると潮受けゴム併用、浅いタナになるとアタリウキ対応になります。
おもり負荷は水深15M~20Mを狙うときは1号~1.5号負荷のおもりに対応できるウキが必要です。
しかも水深があるだけに表層の流れとは全く違った流れ方をすることがほとんどですので水中ウキというものが必要になります。
おもり負荷が備わった水中ウキがシンプルでお勧めです。
親ウキを見つめて表層よりも動く速度が遅いか、道糸が斜めになっていれば親ウキの潮下に餌を撒いてちょうどいいことがあります。
浅いタナでの釣り…例えば3ヒロ(約4~5M)でしたらむしろアタリ浮きが必要になります。
針までの仕掛けは一直線になるようにします。
こういう時はエサ取りも多いので撒き餌のタイミングをずらして針に出る小さなあたりを取ることが要求されます。
冬場は着こんでいるため細かい動きもままなりません。
こういう小物関係は取り出しやすく収納がしやすい方法を取っておくことが大事です。
ウキはかさばるので小さなポーチに入れますが、ライフジャケットの下のポケットがウキポーチの役目にして、ハリスやオモリは反対側の大きいポケット。
ウキゴムやシモリは胸のフックにぶら下げ、針はマグネットでワッペンや手袋に収まるようにしておきます。
その他用意としてはカイロが重宝します。
神経が冷えて動作が鈍くなる場合があります。
血管の近い首の後ろや腰などに当てがっておくといいでしょう。
さあ、準備万端。磯釣りに出かけましょう。