先日、少し山林を散策しました。
街から見る山肌の紅葉が目に留まりそばまで行ってきました。
しっかりと色付いた紅葉がとても鮮やかでした。
この季節になると磯に向かう道すがら山道を越えていくことも多く、釣りの帰りに景色の変化に季節をしっかり堪能できるのも一つの楽しみでした。
この時期はかなり大型のグレ(メジナ)が接岸してきます。
潮の通りのより変化の多い磯場の浅いところに潜んでいます。
浅いところは藻場であることからそのあたりに居つくことになっているものと思われます。
撒き餌さがどんどん入る深場の磯場ではグレの棚もおのずと深くなっていますが、人があまり入らない場所や、沖の根の周りの磯では割と浅いところにいます。
朝いちばんは船から降りた後しばらくはそっと場所を休ませて、静かに時を待ちます。
人の影がちょろちょろ見えるようでは警戒をされてしまいますので、自然な状態に近い雰囲気にします。
ちょうど渓流のアマゴ釣りのようなものです。
ウキ下は矢引から1.5Mまでとして完全にふかせた状態にします。
おもりがあるとかえって根掛りをします。
岩に当たりながらすり抜けていく流れに乗せることが魚の口に近づくことになります。
したがって軽い針を使ってください。