初めての方へ

HOME

釣り船予約

最新攻略コラム

2015年10月29日

初秋グレ釣りの楽しみ方

皆さん如何お過ごしでしょうか。
 
三重県の堀口文敏です。
 
いよいよ、朝晩の冷え込みも本格的となり、秋磯本番となって参りました。
 
しかし、まだまだ水温が高い状態が続き、各磯からは、大型グレの情報が、少ない状態です。
 
しかし、日を追う毎に水温が低下し、良型が釣れる状態が近付いています。
 
そこで、今回は、初秋のグレ(メジナ)攻略についてご紹介いたします。
 
この時季は、水温がまだまだ高く、エサ取りも多い状態でなかなか良型に巡り会うチャンスが少ないのが現状です。
 
しかし、数釣りには抜群の時季であり、20cm前後がクーラーボックス一杯になる事も珍しくはありません。
 
しかし子のコッパグレの下に潜む良型グレにエサを届けるには、上層の浮いているコッパグレが厄介者となります。
 
しかしこの様な時季には、エサ取り対策や、日毎、水温の低下と共に魚の活性が渋くなる状況に合せた釣り方や、攻め方等、色々な自分なりの釣技の引出しを増やすチャンスでもあるのです。
 
だからこそ規定サイズを数揃える大会が各地で開催されるのでしょうか。
 
な~んて思ったりもします。
 
よって、数を目的に釣るのか、良型をターゲットとして狙うのかで、攻め方や考え方が変わって来ます。
 
まず、数釣りを目標とする方は、出来る限り浅いタナ(2ヒロ前後)で攻め、マキエサに反応するグレ(メジナ)の動きに注目すると良いでしょう。
 
マキエサを海中に投入した時に、磯際からマキエサに反応し浮いて来ているか、沖の沈み根や潮目から、マキエサを追って寄って来るのかによってマキエサの投入点や仕掛けの投入点に変化を付けることが大切となります。
 
しかし、何も考えず、釣りたい一心で、同じポイントで同じペースでマキエサや仕掛けを投入していると、グレ自身がマキエサの投入のタイミングや仕掛けの見極めを学習して、食いが渋くなり最終的にはそのポイントから姿を消してしまう事とも珍しくはありません。
 
また、良型狙いで攻める方にお勧めしたいのが、出来る限りコッパをマキエサで磯際に釘付けにし、仕掛けはマキエサを投入したポイントより離れた沖や正反対のポイントに入れて攻める方法です。
 
この事で、コッパにサシエサを取られず、良型の潜むタナまでサシエサが馴染み良型のヒット率が高くなります。
 
また、沖の潮目をダイレクトに攻めるのも面白く、尾長グレや大型イサキが豪快なアタリと共に引き味を楽しませてくれるのもこの時季の魅力と言えるでしょう。
 
また、数釣り、型狙いによってタックルも考えて、釣行すると竿の曲がりや魚の引きを堪能出来るでしょう。
 
私は、豪快か且つ繊細な釣りが楽しめる、宇崎日新の「PRO SPEC ISO」の1.5号5.0mを好んで使っています。

次回は、この時季目白押しとなる大会やトーナメントを制す心得とセオリーについてご紹介いたします。
 
是非ご参考にご覧ください。