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2015年10月29日

タチウオワインド初挑戦

陸っぱりのタチウオ釣りは、ウキ釣り、引き釣り、ルアー釣り、ワインド釣法と色んな釣り方がありますが、今までやったことがなかったのがワインド釣法です。
 
それがひょんなことから実現することになりました。
 
ある釣り雑誌社の企画で、おっさんのワインド釣法を紹介することになったのです。
 
指導していただいたのは、ワインド用品を作っているメーカーの社長さんでした。
 
このところ時合いが早くなっているのでと聞かされて、午後1時半に神戸港の摩耶大橋のたもとに集合です。
 
このあと神戸渡船で第5防波堤へ渡りました。
 
いくら時合いが早くなったといっても、午後2時頃から釣れ出すことはないので、まず、基礎的なことから指導していただきました。
 
まず最初にジグヘッドにワームを装着する方法です。

ジグヘッドについているワームを差し込む部分がワームと平行に入っていないと動き方が変わるので、ワームの尻尾の部分を下に向けて、上から差し込んでいくとうまくいくそうです。
 
そういわれてやってみると、一発で合格です。
 
今度はワインドが左右に均等にダートするよう調節する必要があります。
 
ワームの▲を上にしてジグヘッドに差し込み、ちょっと投げて高速で引いてくると刺し方によって、左に流れたり右に流れたりします。
 
これを真っ直ぐ帰ってくるよう調節します。
 
左に傾いて帰って来るときは少しだけ左にワームをねじってやります。
 
右に傾きながら帰ってくるときは、ワームを右に少しだけねじります。
 
こうして微調整しながら真っ直ぐ帰ってくるようになったら、ゆっくり引いたとき左右に均等にダートするそうです。
 
ワームの色は、そのときどきでヒットするカラーが変わるため、何種類か用意しておいた方がいいそうです。
 
ここまでレクチャーを受けて、いよいよ実践です。
 
キャスティングは問題なかったのですがリーリングは、左右の手の動きがばらばらになって慣れるまで大変でした。

しかし、1時間も練習するとなんとか動きについていけるようになりました。
 
日が西に傾いて、いよいよワインドのゴールデンタイムが近付いて来ました。
 
キャスティングする手にも力が入ります。
 
そして、午後5時半過ぎ、最初のショートバイトがありました。
 
上げてみるとワームの部分に歯形が残っていました。
 
ワームは、筋肉と同じでタチウオの歯で傷が付くと動きがおかしくなるので、出来ればワームを交換した方がいいそうです。 
 
こうしたレクチャーを受けながら、午後6時過ぎまでに何とか2匹ゲット、めでたくワインド教室を終えることが出来ました。