初めての方へ

HOME

釣り船予約

最新攻略コラム

2012年5月10日

尾長グレの釣り方

尾長グレを狙う仕掛けは前回説明しましたが、少し重ための00号や0号のウキを使い、流れの中に遠投することが多いです。
 
尾長グレは潮通しの良い沖磯で良く釣れるので、潮が流れていれば仕掛けをどんどんと流れの下(しも)へ流していきます。ウキを沈めて行きながら道糸を少し張り気味にすることでサシエが先行の形になります。流れが速いときはウキで棚を取るくらいの気持ちで思い切ってウキを沈めていくことをお薦めします。
 
ハリスの上の方にウキが沈む調整用シズを打ちます。潮の速さやポイントが際か沖かでシズの大きさは決めますが、通常はジンタン3~ジンタン1号程度を使用します。アタリは明確でラインがブシューと飛び出していきます。よってリールのベールは常にフリーにしておき道糸が出る状態にしておきます。ストップの状態だとハリスが一瞬で切られることがあります。
 
サシエは大き目の頭付きを使うことが多く、時には2匹を房がけで刺してみます。沖に遠投する場合はフワーという感じで投げないとサシエが取れてしまうことがあるので注意です。仕掛けを投げたらサシエサが着水する波紋を確認することが大切です。それを怠るとエサが付いていない状態で無駄な時間を過ごすことになります。
 
誘いが肝心で、どんどんと流しながら時々ラインの出を止めながら誘いを掛けながら流していきます。
 
夕方などの好時合いとなると磯際でもヒットがあることがあります。仕掛けが良く見える範囲ではウキの下に付けるウキゴムなどのナビを見ながら仕掛けを沈めていき、次に道糸に付けた目印でおおよその棚を見極めて沈めていくのがいいでしょう。
 
沖で魚をヒットしたときは竿を頭上で大きく曲げて竿の弾力で魚の逸走を止めて竿を海面に平行に寝かせて魚を海面に浮かすようにします。磯際で底に突っ込むので最後まで安心できないのが尾長グレです。
 
磯際でヒットしたときは少し強引くらいに竿の弾力とリーリングで浮かせにかからないと根に突っ込まれてしまいます。竿を立ててしまうと磯際の根に突っ込まれてしまうので極力海面と平行に竿を出して魚をあしらいます。
 
撒き餌はサシエと一致するように潮の流れを見ながら撒きますが、エサトリが多き場合は磯際に多めに撒いて、ウキの少し手前に少しを撒くようにします。
 
潮周りにもよりますが朝夕の時合いや潮が動き出した時などはチャンスなので集中しますが磯際のエサトリの様子も絶えず伺いながら1度や2度のチャンスを逃さないことです。頑張ってください。