台風後に感じることがあります。
波が落ち着いてレジャーが楽しめるようになって、不思議と釣果が良いときがあります。
荒れているときは海の生物はいったいどんな行動をしているのか見当が付きません。
おそらく海底の穴倉でじっとしているのではないかと思います。
何日も待って穏やかにエサが動き出すまでは体力を温存しているとも思われます。
海が落ち着きエサとなる海藻や稚生物、微生物などが普通の状態で漂いだすとおなかをすかした魚が一気に荒食いを始めると想像できます。
風波によって堤防や磯からはぎとられたエサが漂えば捕食をしやすい状況になります。
ただ環境が同課によるかと思いますが、台風で大雨が降って海上にも、陸上からもたくさんの雨水が海に入れば、すぐに生活しやすい状況ではないと思います。
絶えず動いている海流の力を借り水が入れ替わって、本来の海水に戻るのにそう何日間も必要としません。
台風が通り過ぎ3~4日で魚の荒食いは始まると予想されます。
とはいうものの、台風に照準を合わせて釣りに行くなんてことは絶対にしないでください。
海も川も山も同じことです。
自然の驚異に勝てるわけもなく、こんな日はご自宅にこもって仕掛けを作りながら釣れる時のことを想像して過ごしてください。