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2015年8月27日

ハゼは秋の彼岸を過ぎてから

昔から「ハゼは秋の彼岸を過ぎてから」という言い伝えがあります。
 
彼岸というのは春と秋に2回あって春の場合は春分の日を中日にして前後3日間が春の彼岸に当たります。
 
秋の場合も秋分の日が中日で、前後3日間が秋の彼岸になるわけです。
 
 
さて、今年の秋分の日は9月23日ですね。
 
ちょうどハゼ釣りがたけなわのころで、この時期に釣れるハゼを「彼岸ハゼ」と呼んで俳句の季語にもなっていますし、彼岸の中日に釣ったハゼを食べると痛風にならないという言い伝えもあります。
 
 
大都市の近郊でも少し大きな川があれば、その河口にはたいていハゼが生息しています。
 
ハゼは河口のように海水と淡水が混ざる汽水域が好きな魚なんですね。
 
 
大層な道具がいるわけではないし、子供さんでも簡単に釣れる魚なので、各地で秋の小物釣りとして人気があります。 

河口域の比較的浅い場所に多い魚なので、潮の干満にあわせて岸近くへ寄ってきたり、岸から離れたりを繰り返しながら生活しています。
 
だから、釣りに出かけるときは潮時をよく調べてから出かけることですね。
 
上げ潮に乗って岸近くへ寄って来るのですが、潮が引き始めるにつれて沖へと出てしまいます。
 
ですから釣り場に着いたとき干底だったりすると、ハゼが沖へ出てしまって釣れないことがあるからです。

昔からいい潮時だといわれる上げ7分から下げ3分ぐらいの潮を釣ることが出来たら、まず、あぶれる心配はないでしょう。 
 
さて、ハゼは海底にいるゴカイ類や流れてくる小型の甲殻類などのエサを捕食しながら生きています。
 
ですからほかの魚と同じように流れてくるもの、動くものに興味を示す性格は変わりません。
 
 
ウキ釣りでハゼを狙っているとき今までよく釣れていたのに、急にアタリが止まることがあります。
 
それは潮の干満にあわせてこめまにウキ下の調節をしないからですが、ほかにも原因はあります。

上げ潮や下げ潮が速くなっていませんか?。
 
潮が速くなりウキがあまりにも速く流れるために、ハゼが流下するエサに追いつけないことがあるからです。
 
こんなときは、オモリを追加して仕掛けが流れる速さを調節してやって下さい。
 
 
それでも追いつけないときは、ウキを取ってしまって少し大きめのガン玉を付け、脈釣りしてみることです。
 
竿いっぱいに振り込んだ仕掛けを、竿で少しずつ引っ張りながら、エサがハゼの目につきやすよう操作してやると、動くエサに興味を示したハゼが一発で飛びついてくるはずです。