集魚灯が点灯され、しばらくするとイカが浮いてくることがよくある。
このとき浮いてきたイカで乗りの善し悪しを判断することが出来る。
浮いてきたイカの体色が赤ければ、興奮状態にあって食い気がある。
ところが白く見えて何匹かが群れになり魚のように泳いでいるときは、何かに警戒しているので乗りが悪いことが多い。
このようにイカが警戒して、いくら誘ってもイカが乗らないときや釣れるイカが小さい場合に試してみたいのが、遊動式のリグだ。
メタルスッテの上に付ける、浮きスッテや小型の餌木を遊動式にして誘ってみると、動きが優しく、固定式よりもゆっくりフォールするのがいいのか、遊動式に替えた途端イカが乗り出すときがある。
遊動にする範囲は、メタルスッテの上60cmぐらいのところにストッパーを付け、それからさらに2m上のところにもストッパーを付けて、この2mの範囲でスッテが自由に動くようにしておくだけでよい。