春はメバル釣りで始まり、メバル釣りで終わるシーズンです。陸っぱりのメバリングも5月いっぱいは、面白い釣りが出来るのではないでしょうか。
さて、ここ数年の間に関西方面の乗合船のメバル釣りは、サビキ釣りが盛んになってきましたね。
そんな影響もあってか、鳴門サビキと呼ばれる仕掛けが人気を博しました。普通のサバ皮の擬餌針に中に、緑の皮が付いた擬餌針が3本ほど交じっていて、不思議なことに春になると、この緑の皮がついた擬餌針ばかりにメバルが掛かるのです。
そのわけは以前にも紹介しましたが、瀬戸内方面では春の海苔の収穫期になると緑の海苔が切れて流れ、それをメバルが食べるために、緑の皮が付いた擬餌針ばかりに食いつくのです。 このサビキ仕掛けは、海苔サビキとも呼ばれています。
ところが最近、発売された海苔サビキの仲間に、メバルが好む薄茶色を絶妙ブレンドで表現と銘打って、コーヒーで染めたという擬餌針が登場しました。 なぜ、コーヒーで染めた薄茶色の擬餌針がいいのか、そのわけをメーカーに聞いてみたら、こんな答が返ってきました。