昔から明石周辺のマダコは、梅雨の水を吸って大きくなるといわれ、梅雨明けからお盆ごろまでがベストシーズンである。
これは、大阪湾に数多く点在する一文字堤からのマダコ釣りも同じで、入梅のころから重さにして100g前後の新子と呼ばれる小ダコが釣れ始める。
この小ダコは、イイダコの親?程度の大きさだが、身が軟らかくて美味しいので、大阪湾では人気の釣り物。
その釣り方がまたユニークで、ほかの地方では余り見られないから紹介しておこう。
この釣り方を真似れば、きっとほかに地方でもマダコが釣れると思う。
関西では、この釣りをタコでタコを釣るお手軽フィッシングと位置づけ、ファミリーフィッシングにもなっているほどだ。