骨が当たるからと酢に漬け込みすぎると身の方がとろけてしまうから、2、3時間ぐらいがちょうどよい。
二杯酢の酸っぱさと下ろしショウガの風味のマッチングが楽しめる料理だ。
また、酢に漬け込んだあと味噌であえて刻んだ大葉を散らして食べるのもうまい。
ほどよい大きさのタチウオが手に入ったら、叩きにしても美味しい。
背ビレに両側から V字に包丁を入れ背ビレを切り取ってから三枚に下ろす。
腹骨の部分を包丁ですき取ってから身をバーナーで炙り7、8㎜幅で切っていく。
後は刻みネギや大葉を添えポン酢をかけていただく。
タチウオの身の甘さがよく分かる料理だ。
大型のタチウオが釣れたときは、ぜひ、お造りで味わってみたい。
そして、造りを作るときに引いた皮は、捨てずに味わい付くそう。
やや身を残して厚めに皮を引いたときは、その皮を短冊切りにして唐揚げにする。