また、釣り針は、Uの字に曲がっている箇所をフトコロと言い、ストレートになっている部分を軸と言いますが、軸の太い細いによってエサの状態や、仕掛けの流れ方などが変わってきます。
もちろん、軸が細いほど仕掛けの馴染みが自然で、また、生きエサにとっても軸が細るほど鮮度が保てます。
しかし、大きな魚を得るためには、どうしても軸を太くしなければならないと言う必要性も求められるのです。
軸が細い構造の針では、大きな魚の引きに耐えることができず、針が伸びてしまいバラシの原因となり、軸の太い針が必要となるのです。
しかし、あまり軸が太いと沈下速度が速くなったり、食いが悪くなったりと逆効果な面も現れます。
このように軸やカエシ、針先、強度といった釣り針には様々な大切な機能が要求されます。
そして、狙う魚の大きさや、引きの強さ、魚の習性によって針を選ぶことが重要となります。
が、近年はこの針の巣材をさらに強度アップさせたものが開発されるようになりました。
その代表として、磯釣りの針として新素材である「タフワイヤー」を初めて採用した「ザ・ロック」が、OWNERばりから、今期新発売されることになりました。
この針は、従来の素材と比較して、引っ張り強度率10%UPし、驚異的な粘りと、非常に鋭い刺さりが実現できた針です。
また、形状もグレ、チヌ、マダイと色々な魚に対応出来る伊勢尼型を採用していて使い易い針に仕上がっているのも魅力的です。
皆さんも、是非このタフワイヤーで造られた磯釣り専用の針をお試しいただき強さと刺さりの良さを実感してみては如何でしょうか。