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2014年10月16日

メタルスッテはフォールで乗せる

夏真っ盛り、連日の猛暑に体調を崩されていませんか?
 
こう暑くては、いくら好きな釣りでも出かけるのに躊躇してしまいますよね。
 
そこで、だれしもが考えるのが夜釣り。
 
涼しい浜風に吹かれながら竿を出していると、日中の暑さなど嘘のようです。
 
 
さてさて、夜釣りと一口に言ってもいろんな釣りがありますよね。
 
中でも夏の夜釣りといえば、これが定番といわれるほど人気があるのがイカ釣りです。
 
そのイカ釣りもスルメイカにヤリイカ、ケンサキイカにアオリイカにスミイカと季節に応じでいろんな種類のイカ釣りが楽しめるのが魅力です。
 

で、夏といえば、やはりこれ。
 
ケンサキイカの人気が絶大ではないでしょうか。
 
イカという生き物は、各地で愛され人気があるせいでしょうか、地方によって様々な呼び名がつけられています。
 
関東ではマルイカ、紀伊半島ではアカイカ、若狭ではマイカ、但馬海岸から山陰地方ではシロイカ、九州北部ではゴトウイカと呼ばれています。
 

そして、ケンサキイカ釣りといえば軟らかいおっぱいスッテや浮きスッテと呼ばれる疑似餌で釣るのが定番なのですが、ここ4、5年の間にメタルスッテとか鉛スッテと呼ばれる金属製のスッテを使った釣りが人気です。
 
この釣り方は若狭湾で誕生したそうですが、ルアー感覚で釣れるため若い釣り人に人気があります。
 
 
普通は、リーダーの先端に30~40gのメタルスッテを結び、メタルスッテから1mほど上に30㎝ぐらいのエダスを出して、その先端に普通の浮きスッテをもう1個つけます。
 
 
この仕掛けを軽く投げて仕掛けを沈めながらイカがいるタナを探ります。
 
エギングと同じようにスッテがフォールしている間にイカが乗るので、沈めていくときに注意してください。
 
イカが乗ったら仕掛けが止まります。
 
そのときにすかさず竿を立ててカンナにがっちりイカを引っ掛けて下さい。
 
 
こうしてイカがいるタナが分かったら、今度は決め打ちです。

狙ったタナまで仕掛けを落としたら、カワハギの叩き釣りと同じように竿を細かくシェークしてスッテを躍らせます。
 
これは、ここに美味しいエサがあるよ、というアピールみたいなものですね。
 
 
このアピールが終わったら、今度は大きく竿一杯に誘い上げてから少し道糸を張り気味にしながらスッテを沈めていきます。
 
イカが乗るのは、この間ですね。注意して沈めていくとイカが触碗を伸ばしてスッテを触りに来たのが分かります。
 
ここですかさず掛け合わせて下さい。
 
といっても、余り強くやり過ぎると触碗が切れてしまうので、素早くソフトにがいいですね。
 
もし、イカが乗らなかったときは、再び竿をシェークしスッテを躍らせてアピールした後、大きく誘い上げて落とし込む、これのくり返しです。