皆さんお元気ですか?三重県の堀口文敏です。
いよいよ、秋磯シーズン到来です。
と、言いつつ、台風の影響でなかなか沖に出られない日が続いていますよネ。
今回は、そんな少し波の高い状態の時に特に気を付けて頂きたい、磯上がりのタイミングと注意ポイントや、磯でのマナーをご紹介します。
まず、磯上がりをする時の注意ポイントですが、地域によって船を磯付けして磯に上がるまでに、色々なパターンというか、渡船店の船の操作があると思います。
三重県内の磯でも、エリア毎に磯に船を付ける操作が様々です。
例えば、船の舳先を磯にガッチリと押しつけてアクセル全開で、磯と船とが離れない様に押し着けをしてくれる船長。
この場合は、荷物を持って慌てずに渡れば良い。
強いて言えば、上がった磯の足場が滑らないか、不安定な形状になっていないかを確認し、バランスを崩さない様に渡ると安全に渡れるでしょう。
また、船を磯に直接押し着けずに、磯と船との間を少しあけて磯着けする船もある。
この場合は、波の上下を見ながら磯と船が水平になった一瞬のタイミングを見計らって、磯に渡る。
この場合も、磯の形状をしっかりと確認する事がポイントとなり、慎重に舳先と渡る場所のタイミングを見計らい上がる事が重要となる。
また、荷物は、出来る限り軽装にし、磯に上がってから、仲間等に荷物を手渡ししてもらう様にしましょう。
いずれにしても、初心者(ビギナー)の方は、荷物は、持たず、自分の身体1つで渡り、荷物を渡してもらうか、仲間に、荷物を任せて、安全第一で磯上がりしましょう。
慣れてくれば、仲間の荷物を渡す余裕も出てくるので、それまでは、仲間に甘え、無理をしないのが一番です。
あと、荷物を受け取る時にも注意が必要です。
船は、波の向きや高さが変われば、磯から舳先を離し、転覆を防ぐ操作をします。
そのタイミングに、荷物の受け渡しをしていると、荷物の重みで船と磯の間に落水する事があるので、渡す側も受け取る側も船の動きに注意が必要です。
とにかく、無理は禁物!!楽しい釣りが、朝から台なしにならない様に、ベテランや船頭の指示に従い、落ち着いて渡りましょう。
これは、帰港時も同じです。
むしろ、帰港時の方がキーパーバッカンに水と魚が入っているので荷物の重さによるリスクは大きくなるので気を付けましょう。
次に、磯でのマナーですが、ムヤミヤタラに磯の上を歩きまわらない様にしましょう。
これは、毎日の様に磯に釣り人が上がってくる時間や、気配を魚達は良く知っています。
だから、磯の上で大きな音をたてたり、スパイクのブーツで歩きまわると磯を通じて海中に人の気配を知らせることになり、警戒心が強くなるからです。
出来る限り、ポイントを決めたら、道具もそばに置き、釣りをしましょう。