同じマアジの中でも、少し習性や棲み場所が違うのがいて、タイプ別に分類されているようですね。
関西では、黄アジとかトツカ、明石周辺ではメクリと呼ばれているマアジは、内湾の奥まで入ってきて瀬に居つくタイプで、体の背の部分やヒレが黄色いため、分類上も黄アジタイプとされています。
このアジは、余り大きくならず30cmまでが多いようですが、ちょうど初夏から夏にかけてが釣りのシーズンで、体にたっぷり脂が乗り、それこそ悶絶するほどの旨さです。
ただ、釣りのシーズンは短く初夏から秋の初めぐらいで、水温が下がると沖へと出て行ってしまうようです。
さて、もうひとつのマアジですが、こちらは漁師の呼び方だと黒アジ、釣り人は鬼アジと呼んでいます。