またもや大型の台風が向かってきています。
これまで被害にあわれた方には心からお見舞い申し上げます。
また、台風の進路とはかなり遠方に離れている地域でも、気圧の影響で大雨が降り土砂災害を引き起こしています。
これからも台風から遠い地域の方も引き続き警戒をなさってください。
さて夏の釣りは日照時間が長いので午前の釣りと午後の釣りを分けている地域があります。
半夜釣りとか夕釣り等と言っています。
体にとっても朝釣りより夕釣りの方が体力を消耗しないと言われています。
磯にわたって間もなく太陽の容赦ない日照は時間を追うごとにどんどん強くなっていきます。
体はますます汗をかきどんどん体力を消耗します。
午前9時にはもう限界というようなことだってあります。
上昇気流は照りつけた地面の熱い空気をどんどん持ち上げるので温室効果になって行きます。
対照的に夕釣りは体力のあるうちに磯にわたり徐々に斜陽化していることで気温も徐々に下がって行きそれに伴って気温が下がり上空の冷たい空気が降りてきます。
夕風が吹けば結構涼しいものです。
海中もそれに近いようで光が海中に直角に刺す間はいわゆる餌取りが多く、逆に夕釣りになると次第に餌取りも少なくなって来ます。
つまり大型魚が釣れる可能性が大変高くなります。
夏の磯での狙い目はいろんな魚がありますが、我々を楽しませてくれるのが、精悍な尾長グレ(メジナ)です。